川崎重工業(神戸市中央区)の社内ベンチャーから生まれた電動三輪車「ノスリス」の試乗会が21日、神戸・旧居留地で開かれる。参加無料。周辺を走らせて、乗り心地を確かめられる。
前方が二輪の三輪車で、倒れにくいのが特長。普通免許が必要な電動タイプと、免許不要の電動アシストタイプがあり、クラウドファンディングで5月に各50台を売り出したところ、即日完売した。
一般販売を待ち望む声は少なくないが、2022年度以降になりそうという。再発売に先立って数台を用意し、開発担当者らが乗り方を指導するほか、質問などに答える。
試乗会は自動車専門誌「ル・ボラン」の電気自動車(EV)イベントの一環で、国内外のEV、プラグインハイブリッド車の最新モデル展示やトークショーなども楽しめる。
午前10時~午後5時。大丸神戸店東側の「明石町筋」に会場を特設する。イベント特設ページ(https://carsmeet.jp/evlife2021kobe/)
(中務庸子)