「持って出るだけ」無人店舗や、余った弁当を売るロッカー 「無人化・省人化」の最前線は。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 新型コロナウイルスの影響で、人々が集まる“店舗”は大きな打撃を受けた。その一方で、密や接触を回避し、より効率的に店舗を運営できるテクノロジーへの期待が高まっている。

 

 10月27~29日にかけて行われた「第12回 Japan IT Week 秋」内「次世代EC&店舗EXPO」で展示された技術を、店舗の無人化・省人化にフォーカスしながら紹介する。

 

●カメラで決済、「持って出るだけ」無人店舗

 

 テクノホライゾン エルモカンパニー(愛知県名古屋市)は、カメラを使った無人店舗システムを展示した。店舗内の防犯カメラのような小型カメラが、顧客のピックアップした商品を自動認識してスキャン。スマホなどによるキャッシュレス決済で、取引完了となる。

 

 同製品は店舗だけでなく、医療や介護、セキュリティといった分野への展開も可能だという。

 

 これだけでもレジを通らない無人店舗が成立するが、同社ではさらにAI認識処理をカメラ内で行うタイプの製品を開発中だ(2022年春、リリース予定)。顔情報と決済方法を登録した人が店に入り、商品をピックアップし、店から出るだけで決済が完了する、いわゆる“顔パス”での購入ができる。