14日にかけても、大気の状態が非常に不安定になる見込みで、東北から九州の各地でゲリラ雷雨に注意が必要となる。
この時間も、東北から九州の各地で雨雲が発達し、午後3時現在、茨城県や栃木県などに大雨警報が出ている。
今後の雷の鳴る確率だが、13日夜は、関東甲信や東海を中心に高い見込み。
13日午前11時半ごろには、千葉・東金市の空き家で、落雷によるとみられる火災があった。
西日本や東日本を中心とした大気の不安定な状態は、18日ごろまで続く見込みで、午後は連日ゲリラ雷雨の可能性がある。
連日、日本各地を襲っているゲリラ雷雨だが、都内でも最近、雷がよく鳴る。
雷のことを、どの程度知っているだろうか。
13日は、雷からどう身を守るか検証していく。
例えば、ネックレス・腕時計などの貴金属、スマートフォンといった金属製品を身につけていると落雷に遭いやすいかどうか。
遭いやすいというイメージあるが、雷専門の気象会社の「フランクリン・ジャパン」によると、これが誤った認識であるという。
貴金属製品、金属製品を身につけていても、つけていなくても、落雷に遭う可能性は変わらないという。
では、どうして金属に落ちやすいとイメージが定着しているのか。
これは、落雷で亡くなった人が身につけていた金属とか、衣類の金属が溶けてしまっていたり、その金属をつけていた部分が、ひどいやけどを負っていたということから生じた誤解だとしている。
逆に、これまでの例や実験などによって、金属製品を身につけていた方が、体を流れる電流を減らす場合もあったという。
水分量が体の中に多く含まれているので、そこから金属製品から放電していくというイメージ。
ただ当然、傘を差していたり、ゴルフクラブを振り上げた時、頭より上に掲げるものは、雷を引き寄せる効果があるので、ここは注意が必要だという。
同じゴルフの話題だが、アメリカ・テキサス州のゴルフ練習場での出来事。
打ち放たれたゴルフボールに雷が直撃した瞬間の映像。
高さは1個、落ちやすいという条件。
もう1つ、同じく身につけるもので、長靴などのゴム製品も電気を通さないから、安全・安心だと思いがちだが、実は、フランクリン・ジャパンによると、これも誤った認識、誤解だという。
雷は、高電圧あまりにも高い電圧なので、こうしたゴム製品効果はほとんどない、絶縁しないという。
雷が近づいてきた場合には、鉄筋コンクリートの建物といった、安全な空間にとにかく避難をということ。
ただ避難をと言ったが、屋内・室内でも、必ずしも安全というわけではないという。
電話線やコンセント、あるいはテレビのアンテナなどにつながっている電化製品から、人は感電してしまう例があるという。
室内でも、すべての電化製品、それから天井や壁柱などからは、1メートル以上離れれば、さらに安全だという。
外出中などに急に冷たい風が吹いてきたり、真っ黒い雲が近づいてきたり、雷の音が近づいた場合には雷雲が近づいているサインなので、とにかく急いで安全な場所に避難する必要がある。
○ワタシ想います。
長靴を履いていてもダメなのか!?。