「こんなの所に作るなんて」コロナの影響も…野鳥が鳥取空港の意外な場所に巣作り。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

● DIY 【 だめでも いいから やってみる 】 ● 大阪DE農業

取材中に予想外の展開

スズメなどとともに市街地でも見かける野鳥・ハクセキレイが意外な場所に巣を作りヒナを育てています。このヒナ達、取材中に予想外の行動をとりました。

 

これがハクセキレイの巣です。5羽のヒナが身を寄せ合っています。

 

この巣がどこに作られているかと言いますと・・・鳥取空港。それもコンテナ積み下ろし用車両のジャッキの根元部分です。

 

ハクセキレイの巣が見つかったのは10日前の14日。空港の男性職員が車両近くを通りかかったところ、エサをくわえた鳥が入っていくのを見つけ、中をのぞくと巣があったといいます。

 

見つけた職員の上司・矢谷 正人さん

「こんな所に作るなんて聞いたことがないと驚いた。」

 

職員にとって明るい話題。このハクセキレイはピーちゃんと名付けられ、にわかにマスコット的存在となりました。

 

鳥取空港のコンテナ用車両は2台。巣が作られた1台は、使用を停止して子育てを見守っています。しかし、なぜ車両の隙間だったのか?新型コロナの影響で取り扱うコンテナの数が少なく、車両の使用頻度も少なくなっていたということですが…。

鳥取県立博物館・一澤 圭学芸員

 

「頻繁に動く車では巣は作れないが、使用頻度が低ければ巣を作ることは十分に考えられる」

そして取材中、ヒナ達が予想外の行動に…。突然の巣立ちです。5羽のヒナ達は空を舞ったり、地面を歩いたり。中には車両の下にもぐりこんでしまうヒナも・・・。待ちに待った新しい世界を楽しんでいるようでした。

 

全日空鳥取空港所・深澤 容子所長:

「今月下旬に巣立つのかなと思っていたが、急なタイミングでびっくりだが頑張ってほしい」

空の便の利用者減少などコロナ禍の影響が続く中、ハクセキレイのヒナたちは職員たちにしばしの癒しを残し、空港から旅立ちました。

 

 

 

 

○ワタシ想います。

 ほっこりしましたな。