人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」に登場するキャラクターが描かれたマンホールの蓋(ふた)「ポケふた」が、京都市内の5カ所に設置される。府内に置かれるのは初めてで「ホウオウ」など計10種類のキャラクターがデザインされている。ポケモンは任天堂が販売するゲームソフトとして誕生したが、任天堂の本社がある京都に「里帰り」する形となった。
「ポケふた」は、ポケモンブランドを管理する株式会社ポケモンと各自治体が連携した取り組み。2018年12月に鹿児島県指宿市に1枚目が置かれ、これまで14都道県に計154枚が設置されてきた。全てデザインが異なり、今回の5枚も新しいデザイン。京都市の下水道事業が20年度で90周年となるのに合わせて設置された。
5枚の場所と登場したキャラクターは、嵐山公園(右京区)=ホウオウ▽岡崎公園(左京区)=ヒノアラシ・ヒヒダルマ▽市西京極総合運動公園(右京区)=チコリータ・ダーテング▽円山公園(東山区)=ピィ・ププリン・ピチュー▽梅小路公園(下京区)=ワニノコ・マリルリ。背景には寺の塔や桜、石橋などが描かれている。
位置情報を利用したスマートフォンゲーム「ポケモンGO(ゴー)」で近日中に、訪れると特典がある「ポケストップ」に登録される予定。【中島怜子】