観光果樹園を運営する山形県天童市の「やまがたさくらんぼファーム」は、国道48号沿いの自社敷地内に、旬の果物や山形県内の農産加工品などを扱う24時間対応の無人販売機コーナーを開設した。
「くだものじはんき」と銘打った販売機は36ブースあり、現在はリンゴやせんべいなどを販売している。価格は100~500円。今年の果樹シーズンにサクランボやモモ、ブドウ、ラ・フランスが順次登場する予定。色は赤で統一し、夜は明かりをともして遠くからでも分かりやすくした。
同社は昨年、新型コロナウイルスの影響で、5月中旬~7月上旬のサクランボ収穫期、サクランボ狩りの客の受け入れを自粛した。代わりに日中実施したサクランボの無人販売が好評で、今回の取り組みにつながった。宮城、山形両県を結ぶ国道48号に面した地の利を生かし、集客を図る。
矢萩美智(よしとも)社長(44)は「これまで冬場や夜間は販売などの機会を逸していた。通年の販売体制を築き、順に旬を迎える多彩な果樹を広くPRしていく」と話す。
○ワタシ想います。
実は、ワタシも農道で小さな移動式の直売所を
設置しているのですが、継続するとリピーターが
来てくれるようになりました。
安全・安心なモノを朴訥に販売する姿勢が大事かと・・・。