学生街の喫茶店、コロナでピンチ 早大生有志がクラウドファンディングで応援。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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かつて吉永小百合さんやタモリさんも通ったとの伝説があり。

 早稲田大学(東京都新宿区)そばの老舗喫茶店「ぷらんたん」がコロナ禍でピンチに陥っている。オンライン講義などで学生街が閑散とし、客が激減したためだ。マスターの前田広喜さん(65)は廃業まで考えたが、学生有志が「いまは集まれないけれど、かけがえのない居場所。コロナ収束後も、卒業後もずっとあり続けて」と存続へ向け協力を申し出た。30日、クラウドファンディングがスタートする。50日で500万円を集めるのが目標だ。

 

 1950年の創業。早大OBでもある前田さんは4代目で、妻の美智子さん(65)と2人で切り盛りしてきた。「プランタンはフランス語で春の意味。学生街が最も華やぐ季節が卒業式や入学式のある春なのでね。でも70周年を迎えた昨年は散々。コロナ前は南門からどっと出てくる学生さんを眺めてコーヒーをいれていましたが、オンライン講義が中心になり、その姿が消えました。卒業生も立ち寄ってくれる早稲田祭も中止。夜はゼミの打ち上げやサークルの飲み会もやっていましたが、すべて自粛です」。売り上げの大幅減で維持費、引き継いだ際のローン返済など資金繰りが立ち行かなくなった。

 

 そんな窮状を知った学生が手を差し伸べた。自主運営講座「大隈塾」の学生たちだ。サポートチーム7人の代表、政治経済学部2年、吉留寛人さん(21)は「神戸から上京してきた僕にとって『ぷらんたん』は第二の実家。ランチのコーヒーはおかわり自由だし、ご飯は大丈夫かって気遣ってもらったり、温かくてね。先輩とも相談して、クラウドファンディングを実施し、SNS(ネット交流サービス)も使って広く呼びかけようと思いました」。前田夫妻は感激の面持ちだ。「キャンパスライフを味わってもいない1年生までもが私たちのために奔走してくれ、ありがたくて」。返礼品は自慢の焙煎(ばいせん)コーヒー豆。ペナントに支援者名を刻み、店に掲げる用意もしている。

 

 名物喫茶だけに早大のOB、OGからのエールも熱い。フォークの名曲「神田川」の作詞家、喜多條忠さん(73)は「よく通ったなあ。2階の窓際の席でぼーっとしてね。青春の果実じゃなく、何気なくぽいと捨てた芯みたいな、一見、無駄なあの頃が年齢を重ねるとしきりに思い出されるんです。後輩らの頑張り、うれしい。涙が出る」。歌手のクミコさん(66)も「やるじゃん、早稲田生って感じね。私もガロの『学生街の喫茶店』みたいに、よくわけもなくお茶を飲み、だべっていました。なんだか一緒に歩んできた気がするんですよ。ぜひ残してほしい。『ぷらんたん』があるだけで、私もよしやるかって気持ちがわいてくる」。

 

 

○ワタシ想います。

 この喫茶店には、昭和の思い出がいっぱいだ。

同時代を生きてきたワタシとしては、胸が詰まる。

『学生街の喫茶店』など、時代が一緒です。

学生の力を軽視することなく、未来を信じたい。

 

鼻たれ年寄りの国会議員の情けない所業に、うんざりする。さっさと、消えていただきたい。