月を巨大なミラーボールにして太陽光発電。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

● DIY 【 だめでも いいから やってみる 】 ● 大阪DE農業


★マエちゃん噴泉記★ 【大阪DE農業】

月を巨大なミラーボールにして得た太陽エネルギーを地球で利用する

という、まるでサイエンス・フィクション映画のような計画が、なんと

日本の企業から発表されていた。


日本の清水建設の研究者らによって実現に一歩近づいた『月太陽

発電 LUNA RING(ルナリング)』と呼ばれる構想は、遠隔操作の

ロボットを人員として使い、地球上で消費されるエネルギーの全てを

月に設置したソーラーパネルで収集し供給するというものである。

ソーラーパネル帯は、月の赤道を1周する形で設置する計画で、

幅は400キロメートル、長さは1万1000キロメートルにもなる。

太陽エネルギーは、月でマイクロ波レーザー光に変換し伝送、

そして地球上で受信されたエネルギーは電力に変換され送電網へ

と流れる。

この壮大な計画が現実となれば、年間220テラワットもの

エネルギーが地球の受信施設に伝送されることとなる。

この220テラワットという数字は、原子力発電所約1万3000基

分に相当する。

この計画の大きな利点は、24時間連続発電ができること、風力や

波力、地球上での太陽光発電などと違って天候の影響を受けない

こと、そして何よりもクリーンエネルギーだということだ。

実現化には、まずはクレーターだらけの月の表面を平にすることから

始めなければならない。しかし、地球から水素さえ持ち込めば、

計画に必要となる水、酸素、さらにはコンクリート、セラミックといった

材料も、月の資源を利用して作れるそうだ。この計画にはまた、資材

を運ぶための鉄道システムの設置も含まれているらしい。

実現するとなると、歴史上最大の公共インフラ設備となるが、

スケジュールなどは発表されていないということだ。

福島第一原子力発電所の事故以来、全世界からの注目が集まる

エネルギー問題。今だからこそ、もっともっと先のことを考え、

できるだけ地球にやさしい代替エネルギーを進んで採用すれば

いいのではないか。「いつまでもこの美しい地球と人類が共存して

いくために…」。清水建設のホームページで印象に残った文章だ。
(記者:Kanako Otomo)

参照元:清水建設 dailymail.co.uk (英文)



ブログランキング・にほんブログ村へ

↑↑↑ ポチッとお願いします ↑↑↑