大きくて重い一眼レフのデジカメ。落としたら大変なことになるので、
首からぶら下げたりするのが普通だが、使わないときはブラ~ン
ブラ~ンと不安定で、どこかにぶつけそうになったりもする。
できることなら「サッ」と取り出し、撮影したら「サッ」と収納。一瞬を
生きる激写の世界では、一瞬が生死を分ける西部のガンマンの
ような動きが求められる。そして、そんなガンマン気分が味わえ
そうなアイテムこそが、米サンフランシスコの「Peak Design」が
開発中のデジカメ固定器具「Capture」なのである!
まずは「Capture」を、ベルトやリュックサックの肩ベルトなど、
帯状のものにガチャン!と装着。ネジ状のツマミをギュギュッと
しめて固定しよう。カメラの三脚ネジ穴には専用のシューを装着。
これで準備はOKだ。
あとはカメラをシャキン!とCaptureに固定。撮影する時は、
赤いボタンを押せばスーッと取り出せる。練習すれば「サッ」と
取り出し、カシャンカシャン!と撮影し、銃口の煙を「フッ」吹く
ようなイメージで「サッ」と収納……という、『ルパン三世』の
次元大介のような動きも可能になるぞ。
固定していても「もしかしたら落ちるんじゃないか?」という
心配もご無用だ。約47キログラムのオモリを付けた実験でも、
Captureは余裕で耐え切った。また、工夫すれば自転車など
にも固定可能。夢は無限に広がりそうだが、残念ながらまだ
開発の段階。一刻も早い商品化を願うばかりだ。
参照元:Peak Design (英語)、Unplggd (英語)
