日本でアクティブユーザーが300万人を越えたFacebookが、
新たなサービスを提供すると発表した。そのサービスとは、
グルーポンのような共同購入の仕組みだという。共同購入サービス
については、賛否分かれるところだが、どうやら従来のものと一線を
画すようだ。
新サービスは「Facebook Deals(ディールズ)」と名付けられている。
これは従来の共同購入と異なり、ファンページや位置情報を活用した、
まったく新しい割引サービスである。スマートフォンユーザーを対象に
提供される予定とのことだ。
サービスの流れは次の通り。まず、スマートフォンで位置情報を登録
する。そして、地図上に表示される割引情報を確認し、事前に割引を
受ける登録をしておく。実店舗でその特典を受け取ることとなるのだ。
店舗や企業は、先着500名などの割引制限を設け、その上限に達した
段階で、特典の提供を終了させる。
割引登録したユーザーの情報は、Facebookのウォールに公開される。
ユーザーは、友人たちとその情報を共有することができるのだ。
ディールは「チャリティ・ディール」、「インディビジュアル・ディール」、
「ロイヤリティ・ディール」、「フレンド・ディール」の4種類用意されて
いる。。それぞれの詳細は不明だが、このうちフレンド・ディールは
タグを利用して、5人の友人と割引などの特典を共同利用できるようだ。
アメリカではFacebookの利用が特に活発で、企業のファンページ
登録者数も多い。ディールが公開されれば、ファンページ登録者を
対象に特別な割引を提供するのも、容易になるだろう。このサービス
の提供を機に、Facebookはまた一歩、大きく前進することに違いない。
ちなみに日本での導入予定は未定である。 ロケットニュース24
参照元:silicon republic ,BUSINESS INSIDER (英文)
