2011年3月31日(木)17時0分配信 夕刊フジ
菅直人首相率いる民主党のあぜんとする情報が飛び込んできた。
東日本大震災を受け、国会議員や秘書が着用するおそろいの
防災服をあつらえることを決めたというのだ。単純計算で800万円
以上かかるが、被災者支援に寄付した方がいいのではないか。
注目の防災服は、右腕に「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた
同党ロゴマークが入るデザイン。党総務委員会が議員に配布した
「党防災服購入のご案内」によると、色は濃紺。サイズはSSから
5Lまで8種類を用意し、金額は5000円程度。4月中旬に配布
する予定という。
民主党の国会議員は衆参409人。議員1人に3人いる
公設秘書は1227人で合計1636人。単純計算で防災服代は
818万円にもなる。
防災服をめぐっては、閣僚が各省庁の防災服姿で国会答弁して
いる姿でさえも「現場に行くわけでもないのにわざとらしい」(若手)
との批判も。3万人近い死者・行方不明者、17万人を超える
避難民を前に、外見を気にしている場合ではないはずだが。
