M9.0を記録した11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)以降
、いまだ余震が続いている日本。M5.0以上の余震は250回以上も
起きているとされており、引き続き油断は許されない状態である。
しかし、地震が起きているのは日本だけではない。17日には
バヌアツ共和国でM6.3の地震が発生した。
そんな世界の地震状況を、ほぼリアルタイムで把握できるのが、
アメリカ国立科学財団などが運営する調査機関IRISのサイトに
ある「Seismic Monitor」 である。
世界地図上に表示された「円」の大きさは、マグニチュードの規模に
比例している。一番大きい円はM8.0。最も小さい円はM4.0だ。
円の色は、時期に比例。赤は今日。オレンジは昨日。黄色は
2週間以内で、紫色は5年以内を意味している。また、ポインタを円に
合わせると、その場所で起きた地震の詳しい状況が表示される。
30日以内に起きた地震は、地図下の「Last 30 Days Earthquakes」
ボタンを押すと一覧で表示される。時間は世界標準時間なので、
プラス9時間で日本の時間になる。先に「ほぼリアルタイム」と
書いたのは、20分ごとに更新されるためだ。
ちなみに今(18日12:30)から24時間以内に起きたM4.0以上の
地震は世界中で48回。最も大きかったのはバヌアツ共和国のM6.3。
回数で言えば、バヌアツ共和国2回、カリフォルニア湾2回、
米アラスカ州1回、中国新疆ウイグル自治区1回、露カムチャツカ半島
近海1回、チリ近海1回。残り40回の地震は、すべて日本で起きている。
参照元:IRIS Seismic Monitor (英文) ロケットニュース24

