◇鏡開き
正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、
一家の円満を願う行事。
武家社会の風習だったものが一般化した。
刃物で切るのは切腹を連想させるため、
手や木鎚で割ったり、砕いたりする。また、
「切る」という言葉をさけて、「開く」という
縁起の良い言葉を使っている。
地方によって日が違い、京都では4日に、
ほかに20日に行う地方もある。
我が家も、先日鏡餅を開いた。
年々、お餅を食べる量も減ってきている。
冷蔵庫には、昨年のお餅が少し残っている。
食生活の変化を実感する。
仕方のないことかも知れないが、寂しくもある。
