水稲補助金に付いて。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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雪来坊 さんのコメントにお答えして。



確かに、補助金は出ます。


ただし、国の減反政策の条件を遵守した農家に対してです。


当地では、50%の減反が条件です。

(JAからの減反政策通知書より)




ケース1


★マエちゃん噴泉記★ 【笑事記】-ケース1


反当り2000円の「拠出金」を先行支払いします。


減反ノルマを守った結果、反当り5000円の補助金が出ます。


最終的に、拠出金を差し引きし、


反当り3000円の補助金を手にします。



ケース2


★マエちゃん噴泉記★ 【笑事記】-ケース2

この場合、50%以上の減反をしなかったケース。


拠出金>補助金となります。


国の言いなりにならない場合、補助金ももらえません。





子供のお年玉より少ない補助金。


これが、補助金の実態です。


UPしながら、情けない話です。




誤解しないで欲しいのですが、


何が情けないかというと、


「補助金」泥棒の農家。


が、悠々自適生活しているはずや!と、


消費者に、思われているのではないかなと?


思う自分がいることが、「情けない」と言うことです。




農家の実態を説明することを、極端に嫌う昭和世代が、


いたのも事実です。


美味しいお米を作りさえすれば、生きていけると考え、


額に汗することを、美学だと考えた世代(先輩)がいた。


少なくとも、ワタシは先輩たちの考えを守りたいと思い、


大阪で農業の真似事をしています。



ただ、それだけです。


それだけで生きていけると考えています。




早朝、朝日を受けて輝く、稲穂の光を受けて、


思わず、手を合わせ、自然の実りに感謝出来る自分がいます。



その傍(かたわ)らを、犬の糞も放置して、平気で散歩を楽しむ?


庶民もいます。これが、現実です。