LINE等 「よく使われるアプリの許可・禁止」 が簡単に! i-フィルターのフィルタリング設定 | 尾花紀子オフィシャルブログ 「グッドネット・デザイン研究室」 Powered by Ameba

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『青少年インターネット環境整備法』 が施行され、18歳未満の子供が使用する携帯電話に対してフィルタリングサービスが提供されるようになってから5年の歳月が流れました。

この5年の間に、スマートフォンやタブレットが普及し、音楽プレイヤーやゲーム機でのネット接続も普通に行われるようになり、青少年が利用する新たなサービスはいろいろ登場。
その使い方や年齢や周囲の環境により、個々の設定調整へのニーズが高まり、「フィルタリングを!」  という画一的な呼びかけでは物足りない状況になりつつあります。

そんな中、先週9月3日(水)に興味深い発表がありました。
デジタルアーツのフィルタリングソフト 『i-フィルター』 の機能改善です。

LINE、Twitter、YouTube、Facebook、Google+ といった
“青少年がよく使うアプリ” をピックアップし
ワンタッチで 「許可」 or 「禁止」 の設定が可能に!

フィルタリングのレベル調整の際、細かい部分はペアレンタルコントロールで保護者が個別に設定するようにと言われていたと思います。
でも、どのメニューで、どうやって設定すればいいか、保護者の悩みの種でした。

今回の 『i-フィルター for Android™』 の機能改善では、「よく使われるアプリの許可・禁止」 という特別なメニューが追加提供されました。(現在はAndroid版のみ)
これなら、保護者の 「よくわからない」 は解消されそうです

i-フィルターのLINE等許可設定画面

 


この 「i-フィルター for Android™」 は、携帯電話会社のサービスメニューとして提供されるわけではないので、各自、アプリを利用する必要があります。
でも、ライセンスの金額から計算すると、月額300円未満。
音楽や動画の配信サービスを1つ利用登録する程度の金額で、フィルタリングで安全な環境を保ちつつ、必要なアプリのみ許可してあげられるのですから、「アリ!」 だと思います。

#携帯各社が提供するる安心サービスのフィルタリングアプリを利用しなければ、差額なし~200円程度になるはずです。

今はアンドロイド版だけですが、フィルタリング設定がされていないMVNO (携帯会社以外が提供する携帯型端末:通称「格安スマホ」) にも使えるという大きなメリットが

ネットやスマホ等のデジタル機器が得意ではない保護者は、決して少なくありません。
苦手意識のある保護者にも優しいこんな工夫が、これからどんどん増えていくことを心から願っています。

ちなみに。。。

設定が必要な年齢のお子さんの場合、そのパスワードは必ず保護者が管理しましょう。

せっかく保護者に優しい画面ができても、子供が自由に設定変更できるようでは何の意味もありませんからネ ☆-( ^-゚)v 


【参照URL】

デジタルアーツ株式会社のニュースリリース
http://www.daj.jp/company/release/2014/0903_01/