谷の御所 霊鑑寺門跡 春の特別公開 ♡ 尼門跡は美しい | 名古屋発グルメ旅行日記

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どこへ行こうかな〜と悩む時。

最近はインスタをみて「あ、ここいいかも」と行き先を決めています。

いわゆる「インスタ映え」を狙って女子が多く行くところは「絵になる」わけで。

 

霊鑑寺門跡もそれはそれは絵になるお寺でした。

 

門跡寺院というのは、皇族・公家の方が出家して住職を務めるお寺のことで、中でも尼門跡という皇女、公家・将軍家の息女が住職を務めるお寺は小さくて美しい。

そして通常非公開。

 

ある一定の期間だけ特別公開されることが多く、訪問の機会があればぜひ見ておいて損はないものと思うのであります。

 

霊鑑寺は2019年春、3月21日〜4月7日まで公開されておりました。

別名「谷の御所」「椿の寺」と呼ばれている寺院です。

 

見せ方がね。

もうすごいんですわ。

 

 

 

 

 

 

 

「映えます」ねぇ。

 

が。

ここで感動すべきは「映え」ではありません。

 

この「日光(じっこう)椿」です。

 

 

後水尾天皇(第108代天皇・ちなみに今上天皇は第125代)遺愛の椿で樹齢400年。

京都市天然記念物にも指定されています。

 

1600年代に植えられた椿を現代においても同じように見ることができるんですよ。

 

そのほかにもたくさんの種類の椿が咲いていたのですが。

椿の写真は難しい。

人が多いところでの撮影はさらに難しい。

 

 

 

何枚も撮影したのですが、まともに撮れていたのは数枚(笑)

何が難しいって「美しく咲いている椿を見つけるのが」難しいんです。

桜とはまた違う美しさなんですよね。

ぼとっと落ちるまで咲いているので、人生が一本の木になったみたいな。

 

 

これぞ散り椿。

 

 

 

 

 

「インスタ映え」なんでしょうけど。

 

 

 

 

 

 

 

こういうところでいつもいや〜な気分になるんです。

 

老若男女関係なく。

美しいところで写真撮りたいじゃないですか。

 

だから順番に撮ればいいと思うんですよ。

でもね。

絶対いるんです。

花の位置や物の位置を自分好みにあーでもないこーでもないと移し変えてその場からずっと動かない女性が。

 

なので3枚目の写真は通行の妨げになっているその女性を追い越し後ろ向きにパシャッとシャッターを切った一枚。

 

何気ないところに何気ない美しさがあるのにな。

 

 

 

 

御朱印は書き置きでしたが。

御朱印帳がね。

透かしの入ったとても美しいもので。

 

しまった、ここで御朱印帳を買っておけば良かったと後悔。

いずれ買いたいな、と思っています。

 

 

御朱印を頂くところにワンちゃんが寝ています。

私は大の猫好きですが。

この子は私が手を出すと何回もお手をして遊んでくれました(笑)。

めちゃくちゃ可愛いです!

 

 

 

外国の方にもスマホで対応。

今時ですねぇ。

 

 

 

尼門跡に行くと、皇女の方々や公家・将軍家の息女が遊ばれたというカルタ、お人形、そして日常で使われていたお道具などが展示していあるのですが。

 

ここで名古屋人は言いたい。

 

やっぱ徳川美術館てすごいですよ。

 

同じものがピカピカに磨かれた状態で「これでもか、これでもか、これでもか!」とわんさか展示されているんです。

 

名古屋に観光に来る人は少ないでしょうが。

 

日本人たるもの。

一度は徳川美術館を見て欲しい!!!