初えびすに熱田神宮初詣&高座結御子神社参拝 | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

熱田神宮には本宮のほかに、1別宮、12摂社、31末社あるそうで。

今まで何度も参拝していますが、全く知らなくて。

よくよく調べて見たら、熱田神宮の奥の深さに感動しちゃって。

いつもとは全く異なる初詣となりました。

 

いや〜感動した!

これまで名古屋に遊びに来てくれた友人達に、熱田神宮を紹介しなかったことを深く後悔したくらいです。

写真撮影不可のところもありますので、言葉でしか伝えられないのですが、熱田神宮の魅力をお伝えできればと思います。

 

いつも熱田神宮には地下鉄を使っていきますので、神宮西で下りるのですが、昨日は西高蔵で降りまして。先に高座結御子神社を参拝いたしました。

 

高座結御子神社は、尾張の祖神「高倉下命(たかくらじのみこと)」をお祀りしていて、創祀は熱田神宮とほぼ同年だそうです。

「子育ての神様」として古来信仰されてきた神社なので、お子さんがいらっしゃる方が参拝されるのが一番良いのかな〜と思います。

4月3日に幼児成育祈願祭があり、6月1日には、「高座の井戸のぞき」があって、井戸をのぞかせると「癇の虫封じ」になるんですって。

子育て中のお父様、お母様、いかがですか?

御朱印もあります。

 

ここまでのお話では、obakaneko全く関係のないように思われるでしょうが。

お参りをしたのには、ちゃんと理由があります。

 

高座稲荷社が境内にありましてね。

赤い鳥居がとっても綺麗なんです。

伏見稲荷大社は人だらけ!で写真を撮るのが非常に難しいですが、ここならほぼ誰もいませ〜〜〜ん(笑)

海外の方にオススメしたいですね〜。

狐の絵馬はありませんけども(笑)

 

 

 

訪れる人の少ない神社ですが、ここは名古屋。

由緒ある神社にはちゃんと「おお!」と思われる逸話があるのでございます。

 

豊臣秀吉の母が幼少の秀吉を連れ、立身出世を願いに来たお稲荷さんゆえ、別名「太閤出世稲荷」と名が付いています。

これから立身出世を願う方、参拝されてみては如何でしょうか?

 

境内を散策していると、こんな看板が。

明治時代、道路の改修工事をしていたら貝塚が発見されたそうです。

弥生時代の痕跡があったそうなので、この土地にはるか昔から人がいたことが証明されているんですね〜。

 

 

はい。

高座結御子神社の参拝を済ませましたら、10分ほど歩きまして、熱田神宮に到着でございます。

 

 

今までなぜ会わなかったんだろう?と不思議に思うくらい、この日は神鶏にお会いしました。

熱田神宮には神鶏と言われる鶏が自由に暮らしているのですが、これ「名古屋コーチン」らしいです(笑)

「焼き鳥屋の前に鶏!」と参拝に来た方から笑を誘っていたこの日。

 

 

 

堂々たるお姿ですよ(笑)。

1月5日は初えびすなので、昼とはいえど、会社やお店の人が多く参拝する中、一緒に歩く(笑)

 

 

なんか楽しかったです。

 

そうか、熱田神宮にも大型ビジョンか、と妙に感心。

嵐がCMで出ていたので、嵐のタイミングで写真を撮りたかったのですが、あまりの人の多さに断念。

 

 

 

この大型ビジョンの左手に「大楠」がありましてね。

大蛇が暮らしているんですよ。←マジです。

卵をエサとしてお供えしているので、蛇を見られたらラッキーなんですって。

金運の神様らしいです。

 

本宮を参拝したら、左手祈祷殿(結婚式場)の脇から「こころの小径」というところに入ります。

ここが素晴らしいところで!!!

なぜ今まで参拝してこなかったんだろう?と後悔しました。

もっとも参拝ができるようになったのは、2012年からで、それ以前は一般人立ち入り禁止区域だったのですが。

 

これから行ってみたい、と思われる方は、9時〜16時までしか開門していないのと、撮影禁止でございますから、その点ご注意くださいませ。

 

まず「こころの小径」に入りまして参拝するのは「一之御前神社」

天照大神の荒魂をお祀りしている所で、もっとも神聖な場所となります。

 

そのあと本宮の真裏に参拝するところがありまして。

もう一度手を合わせます。

 

このルートがもう「まるで伊勢神宮にいるような感覚」に陥るんです。

都会の真ん中ではなく、異世界にきた感覚。

「何かが違う」と感じます。

 

嘘でしょ〜〜〜と思いながら歩き進めると、ひときわ美しい場所に出ます。

清水社(しみずしゃ)。

1月5日だというのに、イチョウの葉がまだ美しい黄色のまま残っていましてね。

す〜〜〜っごく綺麗でした。

 

清水社というのは、御祭神は水をつかさどる神様で「みず象女神」

その水で眼を洗えば目が良くなり、肌を洗えば肌が綺麗になるという信仰があるそうです。

平家の武将平景清が眼を患った際、こちらの湧き水で清めたところ霊験あらたかだったということで作られたお社。

 

というのが公式の説明ですが、もう一つ逸話がありまして。

湧き水の中に苔むした一つの石がありましてね。

楊貴妃の石塔の一つ、と言われていて、柄杓で三度水をかけて願い事をすると願いが叶う、この水で肌を洗えば美しくなれると言い伝えられているのです。

 

なんでここで楊貴妃?と思われるでしょう?

 

楊貴妃は熱田大神(すなわち天照大神)の化身であったという説があるらしく。

真相は???ですが、日本の神社仏閣にちょくちょく楊貴妃が祀られていることから察するに、何かしらのご縁があったのでしょうね。

もしくは、その美しさが日本にも広く知れ渡っていて、信仰の対象にまでなっちゃったとか?

 

なにはともあれ、とても美しいところなのでぜひ訪れて見て欲しいところです。

女性は特に!

 

たくさん写真が流れてますけど、基本的には撮影禁止でしょ?と思います。

ご利益を失いたくないので、私は撮影しませんでした。

 

清水社の参拝を済ませたら土用殿、御田神社、龍神社へ。

土用殿はその昔「草薙神剣」が奉安されていた神殿。

1517年将軍足利義稙の造営で1542年修造、昭和46年復元されています。

 

名古屋は戦火に遭ってるからね〜。

 

いや〜素晴らしかった!

私は今後友人たちが名古屋に来てくれたら、真っ先にこちらを案内したい。

 

かなり歩いたので、このあたりで初詣を終え帰ることにしたのですが。

 

これも紹介しておきたい。

信長塀と言います。

1560年、桶狭間出陣の際、織田信長は熱田神宮を参拝し、必勝祈願をして勝利を収めたということで、その御礼としてこの塀を寄贈したんですって。

 

 

 

兵庫の西宮神社の大練塀、京都三十三間堂の太閤塀とともに日本三大土塀の一つになっているんですって。

 

いや〜奥が深い。

 

奥が深いよ、名古屋。

 

もっと地元に自信を持とう、名古屋!笑

 

ブラタモリじゃないけれど、名古屋を歩いて見たら意外な発見がたくさんありそうです。

 

帰りに高島屋に寄ったら、お正月バージョンになっていました〜。

素敵!

 

 

 

初詣の後、外食をして帰るのもあり、でしたが、自宅で焼きふぐをすることに。

 

超うまいっ!笑