帰船してからの時間もたっぷりあります。

家人が泉の湯に行くと言うので、私も同行します。水着で入れるジャグジーに先にと思って着替えをしていると、お風呂にいるいつものおねーさんが「今日はジャグジーは使えない。修理中」と教えてくれます。なーんだ残念。ニヒヒ

 

あの溺れるような大きな浴槽は、怖さもありながら、ちょっと楽しみだったのです。なにより、外の風に吹かれながらの温泉プールは超快適。

 

これを「非日常」と言わずになんと言う。

我が家のお風呂も、水回りに手を入れた時にジャグジー付きにしましたけど、所詮は家庭用。日々には気持ちがいいですが、「爽快」や「快適」とまでは遠い。

 

そしてお風呂ですから、他人の目が気にならない。

もともと、他人の目を気にするタイプではありませんが、この広々とした空間はまた格別。

・・ですが修理中ならば仕方がありません。

 

お風呂に戻って、露天の方で我慢しますか。

ここの湯船も決して悪くはありません。広々の浴槽が合計四個並んで、一つの浴槽に二人入ることはまずありません。

料金が高いことも一因でしょうが、フリーパス以外のお客は、予約制なので、混みあうことがないのです。

これは、何にも代えがたい優越です。

・・・・高いものには訳がある・・これは私が物を買うときに家人を言いくるめる最強ワードですが、泉の湯がまさにそれですね。

 

 

午後の時間をのびのびと浴槽に浸かるなんて贅沢・・なかなか味わえません。

 

私はそれなりに上がってきますが、家人はそうはいきません。私がデッキでスプライトを飲んでいても帰る様子なし。

 

私のお風呂上りは「珈琲牛乳」なのですが、ここではさすがに願うべくもなく、コーラー、ジュースと巡って辿り着いたのがスプライト。あっさりとすっきりとして美味しかったです。ここでは以降、お風呂上りはこれになりました。

 

潮風に吹かれて、うつらうつらしていると家人が帰ってきました。

「ねぇねぇ。芦屋マスターからいいこと聞いたよ。」と、半夢のなか

の私を揺り起こします。

なによ・・こんないい気持ちを邪魔するなんて・・

 

「あのさ、船がぐるっと回って神戸に着くやない?」

「そうね。」

「芦屋マスターはそしたら、荷物を全部もって自宅に帰るんだって。フォーマルナイトはあと高知だから神戸着いたらもう終わってるでしょ。だからそれももういらないって。」

「へー。それは合理的ね。そんなことできるんだ。」

「みたいよ。ボクたちもそうしょうよ。このままではとても持ち帰れない。」

 

たしかに、行く先々でおみやげを買い、一部送ったとはいえこのままでは、とても家人一人の手に負えない量に膨らむことは必至です。

え・・なぜ家人一人かって? ・・私は持ちませんよ。

 

今のうちの荷物はスーツケースLが二個。Mが一個。ナイロン製の旅行バックが一つ。

紙袋が数個。ま、どうみても一人では無理ですね。いくらスーツケースは自宅に送ると言っても、そこまで誰が運ぶか。

 

 

「そうね。じゃそうする」と動こうとする私を制して

「ち、ちょっと待ってよ。今はまだいいよ。釜山行ったらまたおみやげ増えるだろうし、僕としてはもうちょっと待ちたい。」

「そ。じゃそうすれば。どうせやるのはあなたなんだから。」

 

 

そんな話を終えたころ、ディナーの時間が近づきました。

本当に、食べて食べての間に、行事が入っているという感じです。悪くはありませんけどね。

お風呂あがりでもあるので、ホントにカジュアルな服装でレストランに向うと、乗り換えのエレベーター前で、プリンセスのカメラマンさんに遭遇。

 

この船にはカメラマンさんが何人かいて、都度写真を撮ってくれます。

私たちも、食事の時何回か撮ってもらいました。おねがい真顔

 

 

エレベーター前で、声をかけられ「写真撮りませんか」

折角の機会なので、それもいいかと撮ってもらいました。さすがプロです、いろいろとポーズをつけられ、なんかいい気分。

遠巻きの家人は困惑していますが、ここで遊ばねばとどこで遊ぶ。

5カットほど撮ってもらって、「サンキュー」

 

この後も何度かカメラマンさんに撮ってもらいます。下船時にその土地の写真をバックにも撮ってもらいました。パー

 

これらは船内中央にあるフォトギャラリーに行くと、PCが何台もあり、メダリオンをかざすと、自分が映った写真だけが画面に出ます。

それを購入希望の分だけ選ぶことができます。

ご夫婦のショットを壁に飾ったり、カップに焼き込んだり、アルバムにしたりできます。

私たちは、最終日の前日、迷いに迷って、10ショットだけ、ダウンロードしました。

外国映画のように、壁に二人の写真飾るほどの度胸はなく・・想像しただけで恐ろしい・・(笑)

 

カップに焼き付ける趣味もないので、必要な時に必要な分だけ、自分でプリントできるようにとりあえずダウンロードだけしておきます。

 

「お葬式の時にも使えるしね」と私が言うと

「こんな浮かれた葬式写真でいいの?」と家人

 

「古いわね、今時しかめっ面して紋服の写真なんて流行らないわよ。」

「でも、この洋服、まっ赤なんだけど。」

 

「悪い?  私らしいじゃない?」

「そ、そうだよね。じゃボクのはこれにしょうか・。」

さっきまで批判的だったくせに、すぐに同調するヤツ。

 

「これていいじゃん」と二人の写真を指差すと

「え。二人のやつ? おかしくない? 葬式写真だよ。先に死んだ人が映っているなんて。」

「は?」

・・・・・こやつの中では、私は先に死んでることになるのか。

 

「大丈夫よ。私の方が後だから。付き合ってあげるわ。」

「ありがとう。・・え??」

お礼を言った後で意味が判ったのか(笑) 星花火太陽

 

 

そして早めにホライゾンコートに行って、ゆっくりと座席キープ。自作の「食事中」カードが役に立ちました。

家人はここのローストビーフがお気に入りですが、今日は脂身がちょっと多いねと言います。

「そういう時は、お肉見れば判るでしょ。その時には列を離れて、別のものとって、もう一度くれば、いいのよ。大きな塊肉だから自分好みの切り口の時に並んで切ってもらうのよ」

 

「なるほど。次はそうする」

ほんとに家人は食べるセンスがないと言うか、舌オンチ。

なので、ブッフェ式の食事で、自分で取りに行くと碌なことはありません。

盛り付けるセンスが死ぬほど下手。

 

「だって、ばーちゃんの料理、決定的に下手だったんだよ。」と言い訳しますが、ばーちゃのせいだけではないでしょう。

家人は「佐賀のがばいばあちゃん」はうちのばあちゃんそのものと懐かしがりますが、そのばあちゃんの料理がまずいと、母親に泣きついたのはこの非情な男です。

私が、ばあちゃんなら引っばたいてますよね。

 

今夜も家人はそのままショーに行きます。

私は一旦部屋に帰って、少し休んでから最近では待ち合わせ場所になっている7F

のピアノバーに行きます。

席も殆ど決まっています。ショーが終わるとここで待ち合わせるのが、なんだかいつもの習慣になったようです。。。

では、ここからあとはまた次回ということで・・・

 

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このチョコレートがこの後どうなったかは判りません。