その夜は揺れました。

 

こんな大きな船が、こんなに揺れるか?というくらい揺れました。

沈没とは思いませんでしたが、船酔いの人にはちょっと辛い状況かもしれません。

ただ、船酔い止めの薬は効きます。キラキラグラサン

 

私たちはどちらも乗り物酔いはしない種類の人間なのですが、それでも「もしも」を考えて、乗り物酔いの薬をかかりつけの先生に出してもらっていました。

 

先生いわく、「乗り物酔いの薬はね、酔ってから飲んでも遅いのよ。もう先に飲んでおくの。そしたら大丈夫だから。」と理にかなったのか、敵わないのか判らない説明で、それでもこの船に乗船してすぐ服用しました。

 

もちろん、これまで何もなしです。

前回の時も、乗船してすぐに服用して、それだけで全行程を乗り切りましたので、今回も念のためと、初日だけ飲んでおきました。

 

 

この夜も、船酔いではありませんが、ゆらゆらと揺れる船内は、気持ちのよいものではありません。しかも外は漆黒の夜です。

 

やっぱり、朝鮮海峡波高し・・なのでしょうか。あれ、対馬海峡でしたっけ・・

 

「まだ薬あるから飲んでおこうか。」という家人の提案で、服用しておきます。

先生の言う通りなら「もう手遅れ」のはずですが、そんなことはありません。

服用しただけで、あら不思議。揺れが気にならなくなり、いつもの深い眠りがすぐにやってきました。

「薬」というのは偉大です。パーおねがい

 

 

そしていつもの時間に目覚めました。今日は「寄港地ツアー」を申し込んでいるので、朝のお風呂はなしです。朝ごはんも、ホライゾンコートで軽く済ませます。

だって7:30には、集合場所のシアターに行かなくてはならないのです。

いつもみたいにぼんやりご飯を食べている間はありません。

 

何を着るか迷いに迷って、折角この日のために用意したのだからと、ダウンコートにしました。

この時期の旅で、一番の困りごとは「着る物」です。

 

秋から冬の季節で、しかも夏が続いて秋から急に冬みたいな昨今の季節感に、何を持って行けばいいのか・・

しかも今回は日本一周ですから、秋田と鹿児島では絶対違う。日本は、案外長いのです。

でも寒いのはいやです。なんとかダウンはやっぱり持って行こう。イチョウニコニコ

 

 

・・・我が家の近くの百円ショップ。かなり広いです。

 

家人は大好きでよく行っていますが、私は日ごろ日本の経済と日本人の見る目を失くしたのは「百円ショップとユニクロ」だと言っております。

ときたま、志が揺らぎますが、概ねこれは今もそう思っています。

 

それでも背に腹は代えられず、行きました。百円ショップ。スター$

滅多に行かないので、その品ぞろえの豊富にびっくり。あれもある。これもある。あらあれも、これも・・まるで浦島太郎がお店に来た状態。

なんでもあるんですね。ここ。

 

その中で「トラベルコーナー」にあった、ファスナーで閉じる密閉バック。

裏表で入れられて、空気抜くタイプでないので、シワシワにならないみたいです。

 

「おーいいじやん」

そして次にはよくある歯ブラシなどを入れる四角いビニールパックの大型版。小さなポーチをまとめていれられそうです。しかも私好みの迷彩柄。

そして最後はぺちゃんこにたためる籠。

 

これすごく役に立ちました。室内で組み立てて、床に置いておけば、なんでもぽいぽい放り込めます。ベッド周りやクローゼットが劇的にすっきりします。

 

ほいほいと籠に入れて家人に渡すと、ひとつひとつそれを見て

「この密閉バックは500円。籠も500円。迷彩柄は300円。キミが来たらなんでここは

百円ショップじゃくなるよね」

 

 

「あらそうなのね。百円じゃないものもあるんだ。でもそれって私が見る目があるってことやない? あなたもこの密閉バック買ったら? ダウンに四苦八苦してるんでしょ。」

 

「そーだけど。」と言いながら、私の買い物をまるで検品係のような眼で見ています。

でも、どんなにしても「ダメ」とは言いませんけどね。

もしも、そういう事を言ったら、どういう展開になるかはもう、判っているはず。

どうやっても、私は私のやり方を変えることはありません。

 

けれど、結果論で言えば、私の買い物はすべて正解でした。

密閉バックには件のダウンを一着と反対側にスウエットの厚めのワンピースを二着。

入れてぎゅっと圧縮してスーツケースの収めました。籠の前述のとおり。迷彩柄も部屋の隅のお茶コーナーの上の段に収まりました。

 

えっへん。

見ろ。私の選択に間違いなし。伊達に物買いまくったわけじゃないわよ。

なんたって我が家のスローガンは

「うちには物はあるけど金はない」なんだから・・と、エラソーに言うほどの事ではないのですが・・

 

と、いろいろな思いがあって(ほぼ私自慢ですが・)集合場所のシアターに向います。

家人はさすがに毎晩通っているだけに、近道まで知っていました。

入り口でツアーの申し込み書を提示すると番号札をくれて、各シートの前に、番号を振り分けてくれる人がいます。

さすがに、多人数の振り分けには慣れています。めちゃスムーズ。

そして、前の方から人数確認して次々と出ていきます。

 

私たちは17番グループ。

出国手続きもスムーズ。だって入船時にも、境港でもやってるんですもの、当たり前ですよね。それでも、流れるような動きです。同じ入管でも、ホノルルの入管ではいつも、あんなに待たされたるのにと・・

 

 

建物を抜けると青い空に海。そして白い高層の建物が林立しています。そのコントラストの美しいこと。

 

 

ホントに失礼な話なのですが、我が家は韓国という国にあまり魅力を感じてなくて、近い隣国なのに一度も行ったことはありませんでした。

息子などは、高校の修学旅行先が韓国でしたが「行かない」と、その間一人で東京を楽しんできたくらいです。ニヤニヤえー

 

過去にはいろいろな事があって、日本人が嫌うぐい、韓国人も日本人がきらいだったというのは当たり前です。

 

でも近年の韓国映画やドラマは好きです。私。

ただ、あんまり韓国映画やドラマ見すぎると、ちょっと嫌いになります。だっていつも最後は財閥か検事総長かに泣きつくパータンが多すぎ。

そしてお金と、狂おしいまでの家族愛にお腹がいっぱいになります。子の為なら何してもいいのか。ほんとにここまでやる? くらいはしてますね。あくまでドラマや映画では。

 

そして、シンガポールで韓国人の大学生のお兄さんに親切にされてからというもの、私の韓国観は変わりました。

 

 

それにしても、この青と白とのコントラストの美しいこと、アクリル画の世界です。

バスで案内役のシェイさん。名前はよく判りませんが、聞こえたままに。

話が上手いです。彼女は韓国のお客さんを日本のツアーに連れて行ったりもしているそうで、どちらのことも熟知しているようです。スター花

 

車内で両替の話になりました。

一日だけのことなので、封筒に両替分いれてますので、ご希望の方は申して出くださいということです。

韓国のウォンは、ほぼ日本の10分の1という感覚です。

「一万ウォンと言うと、高価そうですが、日本円では1000円です。」

 

実は、このクルーズが決まって、釜山に来ると知ったお友達の師匠妻が「なら、前に韓国行って残ったウォンあげるわ。もう使わないから」と、我が家に持ってきてくれて「両替して」という私に

「いやいや。もう行かないし、お餞別で。」とそのままくれたのですが、最初は「二万五千ウォンやからもうええよ。と言っていたのですが、あけてびっくり。

 

「25000じゃなくて、250000ウォン。つまり一桁間違いだったのです。

持ってきてくれた時にそれは判っていたのですが「もう言ってることやし、韓国行かないからね」と、太っ腹。さすが高知の女です。

 

せっかく言ってくださるので、ここは有難くいただくことにしました。

厚かましい・・ですが、ここはそれおみやげてなんとか・・ねっ(笑)と、自分を納得させました。

本当にありがとうございました。はい。ありがたく全額使い切り、カードで補填までして愉しみ尽くしました。ウインク爆  笑ニコニコお札札束

 

 

なかなか、肝心のツアー地に話が行きませんが、今回はあれこれ長すぎだので、続きは次回で・・ではまた。。。

 

 

 

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