今日は、クルーズ編は一回お休みさせていただきます。
鹿児島編で続きは次回と言っておきながらの心変わり・・ま、気ままなおパパですから「またか」と思われた聡明な読者さんも、「うっそぉ、期待してたのに」・・なんて熱烈なファンがいるとは思えませんが・・悪しからずです。
実は、我が家は年末年始が明けると例年、淡路島で過ごします。
ハワイに行くのは、お金や時間や体力の準備がなかなか大変ですが、ここは車で一時間半。しかも海の間際に建つと言う、もってこいのロケーション。
海から上がる朝日を見るのが私の初日の出なのですが、そういう立ち位置のここは、年末年始はかなり混みあいます。なのて゜抽選になります。
私はそういう時は避けて、抽選が終わった頃、予約を取ることにしています。
一日に見ても五日に見ても、なんなら十日に見ても、日の出は荘厳で美しいです。
今回は
ジェノバライン
で明石「魚棚商店街」に行ってきました。
ご存じのように、淡路島から対岸の神戸までは美しい瀬戸大橋で繋がっています。
かつては「タコフェリー」という可愛らしい名前のフェリーがありましたが、橋ができて当然廃止になりました。![]()
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ところが、この橋。車しか通れません。人が歩く歩道も自転車や原付バイクが走る道がありません。![]()
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当然と思われる方もあるかもしれませんので、付け加えますが、四国と本州を結ぶ瀬戸大橋はここと、高松岡山間。今治(愛媛)広島間と合計三橋あります。
高松岡山は車とその下をJRが走りますので、ヒトも運べますね。
今治広島間に至っては、自転車道があって、大人気です。
で、ここだけ人と原付が通れない・・ということで、ヒトと原付だけ運ぶジェノバラインが生まれたそうです。
なんとなく、合理的なような、苦しい理屈付のような気がしますが、このジェノバライン。乗ったら判りますが、海の上をそのまま走る感覚で景色が超キレイ。
13分の乗船時間はすべて絶景です。
そして明石の魚棚商店街。
そう長くはありませんが、両端には魚屋さんや干物やさん。八百屋さんも果物やさんもありますし、練り物やてんぷらの店も並んでいます。それだけで楽しい。
そして明石と言えば「明石焼き」
形はたこ焼きですが、おつゆにつけて食べるこれは、たこ焼きとは似て非なるモノです。熱々を頬張る危険を承知でチャレンジするとこの時期、熱さが身に沁みます。
家人の友人妻さんからは毎年「いかなごのくぎ煮」が春先に届きます。
彼女は明石の出身で、明石の女はみんなくぎ煮作ります・・とは言ってませんが、超美味です。
高価なくぎ煮を惜しげもなく炊きたてご飯に山盛りにしていただく至福は日本人に生まれたからこそです。
毎年ここで「いかなご」を選別しているのですね。
彼女に「魚棚来てます」とライン送ったら
「明石焼きならここ。甘味処ならここ。おうどんも美味しいのはここ」と電光石火の返信が届きました。持つべきはお友達です。
ここてでは魚屋のオジサンと対面で話しながら大きな鯛の切り身八分の一と、鮪の柵を中トロの方だけ購入しました。
こういう魚屋さんとの対面購入は大好きです。
そして、さかなの目利きには、ちょい自信があります。
伊達に瀬戸内に生まれ育ってはいません。
身内に漁師はおりませんが、瀬戸内の男の殆どは釣りをします。
私の父もそうでした。昔はなんら沢山釣ってきたものです。
それを母が捌いて、刺身にしたり煮たり焼いたりで育ちました。
雑魚もいれば大物も時にはいます。
昔のことですから、うちの母はフグも処理していました。いまなら逮捕です。
私の魚の買い方を家人はいつも不思議そうに見ています。![]()
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一匹の半分の半分なんて買えるんだと言います。買えます。
魚屋さん次第。そしてそうやって売ってくれる魚屋さんは、流行っています。
流行っているからできるんです。
ここのオジサンも「ほなこれ、ここから上くらいでいいやろ」と大きな鯛を無造作に掴んでさばいていきます。
男気バンザイ。
「ね、この鮪、中トロの方だけってわけには・・」
「いいよ。」白いトレーにかぶさったラップを指でぶすりと指すと、無造作に中トロの方だけ取り出してくれます。
帰り際、家人がそっと聞いてきました。
「ね。あの向かいの魚屋さんの方が大きかったし、トレーの魚たくさんあったけど、どうしてあそこじゃなくて、向かいの小さいほうだったの?」
「行くときに大きい方みてたら、もう全部皮ひいて(三枚おろしに皮を取ったやつです)たでしょ。あれよりは姿のままの方が目が見えるし、新鮮だし、要るだけ買えるでしょ。」
「なーるほどね」
なんだか昭和の匂いのする「魚棚商店街」は大好きです。
この切り身と、タコと白身のさつまあげとたこ天が今夜のうちの晩餐です。タコ飯もあります。
海の音を聞きながら、ゆっくりいただくとしましょう。
淡路島はよく行きますが、毎回新しいお店が出来ていたり、遊び場が出来ていたりで飽きることがありません。
西海岸などは、パソナの郷みたいですけどね。でも、オシャレな店はそのおかげであることは否定しませんけどね。
私は花より団子派ですが、師匠妻やTさんと来るときは、花派に合わせます。彼女らはすごいです。特にTさん。
あぜ道に咲く花を「これは何々」丘の木に「あれは何の木」と、そして質問にも答えてくれます。もう「人間chatGPT」と命名したくなります。
今回は「初日の出」がメインなので、あとはゆっくり。数ある温泉の中で迷って「東浦花の湯」に行きます。
いつもの玉ねぎ屋さんにはもう新玉が出ています。淡路はちよっとだけ季節を先取りしているようです。
どうもお付き合いありがとうございました。
次回は間違いなく、クルーズ紀行に戻ります。。。







