日々の成功と失敗 -6ページ目

地震から今まで

だいぶ日が過ぎてしまいました。

あの大地震の後、うちの会社も大変な事態に…。
それからというもの色々あってブログも更新できませんでした。

まず、地震をきっかけにというわけでもないのでしょうが、人事大刷新!!

新社長の下、人心も一新して困難を乗り越えようというわけなんでしょう。後で書きますが僕も巻き込まれました。

まず地震当日、みんながパニック状態になっているのに、新課長Aさんは、地震のあとの開口一番が、
「ねえ、この資料が入ってたフロッピーディスクどこにある?これから修正しなくちゃならない。ああ、忙しい。」

ガチョーン!、みんなドッチラケでしたよ。前の課長も変わってましたが新課長もちょっと違うんじゃないの?

B君が奇しくも、「みんな、自分の身は自分で守れよ。誰も助けてくれないぞ!早く帰ろう。電車は動かない。1時間でも2時間でも歩いて帰れる人は今から帰った方がいい!」

早速C子さん、荷物をまとめて「帰ります。子供が心配ですから。」と、それから続いてみんながゾロゾロと帰りましたねぇ。

僕は一応、A課長に「どうします?」と聞いたんですが、

A課長、「あっ、僕、忙しいから適当に。今日は時間かかるなあ。地震で電車止まってんだっけ。ああ、仕方ないね。歩いて帰るよ。」

てな感じで、あまりにも平然とした対応に驚きましたねぇ。

そんなこんなで、後ほどC子さんから僕たちに警告のメールも届きました。
「皆さん、原発事故は深刻ですよ。情報通のウチの夫がキャッチした情報によると、もうダメです。最悪な事態だそうで逃げるしかないそうです。逃げられる人はできるだけ遠くへ逃げてください。私は当分、関西の親戚の家に避難します。」

みんなザワザワしましたねえ。逃げろって言われても逃げられませんしねぇ。

A課長が話を聞きつけて、
「放射能なんてわかんないから、心配しても仕方ないよ。それに中高年には関係ない。何十年先にガンになるかならないかなんて気にするな。あっ、若い女性はちょっと心配だろうけどね、ハハハ。」

何と言ったらいいのやら。気にせず目の前の仕事をしっかりやれという事ですかねえ。管理職としては立派なんでしょうか?女性陣はムッとしてましたがねぇ…。

そして、人事異動の通知が来ました。4月異動でした、ガガ~ン。

数学の天才といわれたD部長が千葉の関連会社へ、若手ピカイチの調査研究員のE君が大学講師へ、部下に先を越されてむくれていたF副部長が部長へ昇任、そして僕が親会社の北海道支社へ…!

なんで北海道? これには2つの意見がありましたねえ。
一つは、やはり左遷ということなんですね。前の課長の左遷に連動して責任をとらされたものだろうとのこと。

もう一つは北海道支社の内紛で、問題の次長が排斥され、その後釜に当たり障りのない奴ということで選ばれたということなんですねぇ。

出世頭のF総務部長が、
「鶏口となるとも牛後となるなかれだよ。一応、肩書付いたんだし、いいんじゃね。北海道は原発事故の影響もないしラッキーだよ!」とのこと。

ところでA課長は、「納得いかないことは多々あるとは思うが、一応、それなりの肩書で行くのだから元気でやってください。困るのはこっちだよ。君の分まで僕が頑張らなければならない。他に頼める奴がいないからね。ちくしょう…。」

そして、嘱託のG翁は、「え~北海道に行くんだぁ。いいところだよ。自然いいし食事もいい。すすきのがあるから夜もバッチリ!よかったな、おれも遊びに行くよ。まあ、吉原ほどじゃないけどね…へへっ。」

そして、H君は、
「まあ、気を落とさないで。事実上、給料や格付けは下がらないと思うから。今は一部を除いてみんなが苦しい時代だから。」

人によって、ずいぶん意見が違うもんですねえ。

ともあれ、今、札幌に住んでます。4月からもう4か月経ちました。

一昨日、東京に出張で帰った時、六本木のI嬢が誕生日祝いしてくれました。
デコレーション・トーストです。

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やっぱり東京はいいですね…
  (^O^)/(笑)


複雑な人間感情&今年のバレンタイン結果

社長が変わり、社内勢力地図も微妙に変化の兆しがあります。

やはり、会社も社会の縮図ですね。いろんなところで、それぞれの思惑が動き出してる感じです。

張り切ってるのが親会社から来た専務。しばらく前社長に押さえられて窮屈そうだったのが、水を得た魚のように泳ぎ出しました。

新社長に対しては「すべてお任せください」と言い、
社員に対しては「おめえら、俺の言う事、耳かっぱじいてよく聞けえ!」と大見えを切った。

親会社でよく専務のことを知ってる人は意見が真っ二つ!

「また始まった。ついて行けん」という人と、「やはり専務はやり手だから信用しよう」という人に分かれましたねえ。

うちのA課長は生真面目ですから後者ですねえ。
前課長のBさんは反専務、反部長でしたね。

ところが、そのBさんが親会社に戻ったものの冷や飯を食わされ、うちの会社との連携業務に活路を求めて相談に来ました。

一応、僕とC君は協力しましょうと返答したのですが…。

BさんがA課長のところへ相談に行くと、

A課長、「なんだ、俺に何の引き継ぎもしてくれなかったくせに。お願いとは虫が良すぎるんじゃないか。」とけんもほろろ。

Bさん困ってD部長のところへ僕と一緒に行くと、

D部長、「今更なんだ!私の言う事をちっとも聞かずに勝手な事ばかりして。」

Bさん、「間違った指示には従えない。」

D部長、さっと顔色を変え、両者しばらく沈黙の睨み合い!

Bさん、「冷たいもんだね。門前払いかよ。」

Bさん、親会社で行き詰まっているのが明らかなので、僕とC君がそれなりに協力するということにしました。

Bさん、「ありがとう。とにかく仕事に協力してくれる人だけがありがたい。地位なんて関係ないよ。」

前上司Bさんの切羽詰まった姿に協力せざるをえませんでしたねえ…(苦笑)

A課長やD部長の恨みもなかなか深いものがあったんですねぇ。。

そんな折り、新進気鋭のE君の調査報告書の評価者に僕とE君の上司のF女史が選ばれ、査定会議で結果を発表することになりました。

5段階評価で、どれだけ役に立ち、信頼できる報告書かを評価するわけです。極端な場合、給料にも影響する可能性もあるんです。

僕はE君はよくやってるし内容も十分ということで5を付けました。当然、直属の上司の評価は良いのが普通なのですが、今回、F女史は4を付けました。

そこで5にするか4にするか会議で議論になったのですが、上司のF女史がなんと逆噴射!

F女史、「ほんとはね、3だと思うのよね。でも、直属の部下だから大甘で4にしてやったの。たいした内容じゃないのよね。」

ガガ~ン! 周りの人はみんな、ドッチラケ!

調整役が、「それでは4でも御の字ですね。」ということになりました。

後で聞いたところ、F女史は親会社からやって来たのですが、部下のE君はじめ誰も歓迎会を開いてくれなかったそうなのです。

それでF女史、いろんな人に、「ウチの部下は気が利かない。失礼な奴ばかり。」と愚痴ってたそうです。

そんな恨みつらみで今回のような結果になったのでしょうか?

E君は、もしかしたら5になると期待していたようですが、自分の上司がつぶしたと知って、

E君、「もうあんな甲斐性のない上司なんか知らない。」

とヘソを曲げたようなんです。

まあ、人間関係は小さな事が積み重なって複雑になりますねえ…恐ろしい。

明るい話題はバレンタインくらいなものでしたが、今年はせちがらかったですね。

ヤクルトや保険のおねえさんまでが、「すいません。今年からチョコやめました。ヤクルト80円でチョコ100円では割に合いませんから。」

ガガ~ン、冷え冷えとした景気ですねえ…。

ウチの会社でも義理チョコはほぼ壊滅…。

結局、僕がもらったチョコは写真の3つ。


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少ないですが、心はこもっていて、おかげさまで温かい気持ちになりましたねぇ…。

バレンタインプレゼントありがとう!

>チョコさん

プレゼントありがとうございました。今年もバレンタイン、頑張ります。が、難しいかも(笑)