大荒れ人事で大異変
いつかいつかと皆が期待と恐怖にとりつかれていたところ、ついに秋の人事異動が発表されました!
まあ、僕は今回は異動対象では無かったのですが、以前同じ関連会社に所属していて筆頭部長までやっていたA君が左遷されたのです。
みんながビックリ信じられないと言ってました。A君、いかにもオレは偉いんだという態度が見え見えだったので、危ないなあという感じはあったんですねぇ。
いや、その関連会社にはA君のように本社からの出向ではなくプロパーの年長の部長も何人かいて、その中のB部長は特にやり手で本社に対してもガチンコでぶつかっていました。
そして、聞くところによると、B部長がそこの社長と専務に直訴したというんです。
B部長、「あのAという若造、けしからんですよ。いくら筆頭部長とはいえ、同僚の部長に対して、アンタ呼ばわり。しかも文句ばかり言って何の収益もあげてないじゃないか。追い出してほしい。」
社長や専務もA君が内心自分達を見下していると感じていたものだから、意気投合!よし、本社に「こんなヤツ、いらねえ!」と訴えてしまったのです。なんとオソロしぃ…!
さすがに、こんなことされたら、本社もタダじゃおかない。なんと、以前、A君が課長をしていた課の部下なしスタッフとして配属されてしまったのです。もう、A君、気が狂わんばかりになって大声をあげ、今は会社を休んでいるようです。
まあ、A君が悪いにしても、人事が残酷すぎますよねぇ。会社の人事って一体何を考えているのやら。混乱させて楽しんでいるのか?
そんなとき、以前、人事で干されて本社部長になれなかった今は嘱託のC翁が久しぶりに遊びに来ました。
C翁、「まったく、今度の人事もひでえもんだなあ。まあ、もうオレには関係ないが。でも、今ではウチのカカアが人事権者のようにオレを監視するから困る。」
僕、「じゃあ、好きな吉原にも遊びに行けませんね。」
C翁、「まったくだ。実はこの前、吉原に行こうとしたら、カカアに見つかっちゃってね。次のようなやりとりがあったんだ。」
奥さん、「あんた、いい年して恥ずかしくないの?」
C翁、「オレが真面目に働いて稼いだ金で行くんだ。文句あっか?」
奥さん、「何よ、若い女と風呂に入るのがそんなに楽しいの?いい年して!」
C翁、「お前と入るよりは楽しいよ。」
奥さん、「何ですって。くやし~!」
まあ、泥仕合になったわけですねえ。そして、最後にC翁が言いました。
C翁、「会社の人事にもカカアにも、吉原に行く行かないまで指図されたくない!オレの自由の侵害だ!最後は裁判所に訴えてやる!」
まあ、その気持ちはよくわかるんですがねえ…でも、裁判にホントに勝てるんでしょうか?よくわかりません。
(苦笑)…(>_<)
まあ、僕は今回は異動対象では無かったのですが、以前同じ関連会社に所属していて筆頭部長までやっていたA君が左遷されたのです。
みんながビックリ信じられないと言ってました。A君、いかにもオレは偉いんだという態度が見え見えだったので、危ないなあという感じはあったんですねぇ。
いや、その関連会社にはA君のように本社からの出向ではなくプロパーの年長の部長も何人かいて、その中のB部長は特にやり手で本社に対してもガチンコでぶつかっていました。
そして、聞くところによると、B部長がそこの社長と専務に直訴したというんです。
B部長、「あのAという若造、けしからんですよ。いくら筆頭部長とはいえ、同僚の部長に対して、アンタ呼ばわり。しかも文句ばかり言って何の収益もあげてないじゃないか。追い出してほしい。」
社長や専務もA君が内心自分達を見下していると感じていたものだから、意気投合!よし、本社に「こんなヤツ、いらねえ!」と訴えてしまったのです。なんとオソロしぃ…!
さすがに、こんなことされたら、本社もタダじゃおかない。なんと、以前、A君が課長をしていた課の部下なしスタッフとして配属されてしまったのです。もう、A君、気が狂わんばかりになって大声をあげ、今は会社を休んでいるようです。
まあ、A君が悪いにしても、人事が残酷すぎますよねぇ。会社の人事って一体何を考えているのやら。混乱させて楽しんでいるのか?
そんなとき、以前、人事で干されて本社部長になれなかった今は嘱託のC翁が久しぶりに遊びに来ました。
C翁、「まったく、今度の人事もひでえもんだなあ。まあ、もうオレには関係ないが。でも、今ではウチのカカアが人事権者のようにオレを監視するから困る。」
僕、「じゃあ、好きな吉原にも遊びに行けませんね。」
C翁、「まったくだ。実はこの前、吉原に行こうとしたら、カカアに見つかっちゃってね。次のようなやりとりがあったんだ。」
奥さん、「あんた、いい年して恥ずかしくないの?」
C翁、「オレが真面目に働いて稼いだ金で行くんだ。文句あっか?」
奥さん、「何よ、若い女と風呂に入るのがそんなに楽しいの?いい年して!」
C翁、「お前と入るよりは楽しいよ。」
奥さん、「何ですって。くやし~!」
まあ、泥仕合になったわけですねえ。そして、最後にC翁が言いました。
C翁、「会社の人事にもカカアにも、吉原に行く行かないまで指図されたくない!オレの自由の侵害だ!最後は裁判所に訴えてやる!」
まあ、その気持ちはよくわかるんですがねえ…でも、裁判にホントに勝てるんでしょうか?よくわかりません。
(苦笑)…(>_<)
逆転人事の弊害
ウチの会社も困ったもんなんですよねえ。若手や女性を抜擢して予想外の人事配置をしたり、学歴の低い人をわざと贔屓して学歴の高い人の上に配置したり、それが今時はやりの実力主義というわけです。
しかしねえ、そんなカッコいいこと言っても実体はどうかというとヒドイもんなんですよ。
つまり、権力者が気にくわない奴をいたぶり貶めるための手段として、そういう人事をするんですねえ。
例えばA君はいい大学を出て綜合職として活躍していたんですがねえ。
ところが、仕事熱心なのはいいが、課長が昼食に誘おうとすると、
A、「あっ、今、忙しい。大事なところなんです。遠慮します。」と言っちゃったんですね。
そしたら、課長が「このやろう」という恐ろしい形相に変わって、回りの見ている者たちは、ひえ~っと寒気がしたくらいなんです。それなのにA君は平気のヘイザで仕事を続けてました。
そして、課長のお供には「ポチ、ポチ」、と言われながら、高校を出て一般職で入ったB君が付いて行ってたんですねえ。
ところが、それから、二十数年、目を疑う光景が…。
本社の某課に入ると、課長としてデンと座っているのがB君、そのまわりをうろちょろした挙げ句、「すいません、課長、これでよろしいでしょうか。」と尋ねているのがA君!
そして、B課長が、
「まったく、お前はアホか、マヌケか、チンドン屋か?もう一度やり直し!」
A君、「すいません、もう少しお時間を。」
なんてこったい。逆さまですよ、逆さま。知ってる人は見てて奇妙だと思いますが、誰も何とも言えない。これが厳しい現実なんですねえ。
まさしく権力者の愉快犯みたいな人事ですよ。
そういう僕も権力者が招いた同窓会に1万円も払ってアノ食事ではと欠席したために、課長級から何でも屋の部下なし助っ人マンにさせられたこともあったんですねぇ。
ああ、世の中、オソロシヤ、ですねえ
…!(>_<)
しかしねえ、そんなカッコいいこと言っても実体はどうかというとヒドイもんなんですよ。
つまり、権力者が気にくわない奴をいたぶり貶めるための手段として、そういう人事をするんですねえ。
例えばA君はいい大学を出て綜合職として活躍していたんですがねえ。
ところが、仕事熱心なのはいいが、課長が昼食に誘おうとすると、
A、「あっ、今、忙しい。大事なところなんです。遠慮します。」と言っちゃったんですね。
そしたら、課長が「このやろう」という恐ろしい形相に変わって、回りの見ている者たちは、ひえ~っと寒気がしたくらいなんです。それなのにA君は平気のヘイザで仕事を続けてました。
そして、課長のお供には「ポチ、ポチ」、と言われながら、高校を出て一般職で入ったB君が付いて行ってたんですねえ。
ところが、それから、二十数年、目を疑う光景が…。
本社の某課に入ると、課長としてデンと座っているのがB君、そのまわりをうろちょろした挙げ句、「すいません、課長、これでよろしいでしょうか。」と尋ねているのがA君!
そして、B課長が、
「まったく、お前はアホか、マヌケか、チンドン屋か?もう一度やり直し!」
A君、「すいません、もう少しお時間を。」
なんてこったい。逆さまですよ、逆さま。知ってる人は見てて奇妙だと思いますが、誰も何とも言えない。これが厳しい現実なんですねえ。
まさしく権力者の愉快犯みたいな人事ですよ。
そういう僕も権力者が招いた同窓会に1万円も払ってアノ食事ではと欠席したために、課長級から何でも屋の部下なし助っ人マンにさせられたこともあったんですねぇ。
ああ、世の中、オソロシヤ、ですねえ
…!(>_<)
またもや左遷(その2)
そうこうするうちに、会う人会う人から、「ご栄転おめでとうございます。」と言われました。まだ行き先もはっきりしてないのにですねぇ。(*_*)
そんな折、支社長が真っ青になってやって来ました。
「ホトトギスさん、俺、退職に追い込まれたよ!」
ええって感じですねぇ。何でそうなるのかわからなかったですねぇ。
支社長、「君にも何か不吉な事がなければいいんだが。」
いや、支社長が退職させられて、部下が栄転なんて普通は考えられませんからね。
そして、本社から電話が…。
本社人事課長、「ホトトギスさん、ええと…」、なんか歯切れが悪いんですよねえ。
人事課長、「申し訳ない。ちょっと行き先に変更があった。本社じゃなくて関連のA社の参事ということで。」
僕、「はあ、何ですか、それ。なぜ変更になったのですか?それに参事って何ですか。わけわからん。」
人事課長、「いや、いろいろ事情があって。一応、管理職だから、我慢しといてや。」
非常に息苦しい感じでしたね。支社長がやって来て、
支社長、「そうか。やっぱり。俺もお前も討ち死にかあ。」
僕、「誰の仕業ですかね。当初は問題なさそうでしたが。」
支社長、「まず、総務課長が北海道支社をよく言ってなかったからな。あの野郎、さんざんご馳走になって帰ったくせに。すすきのに連れて行かなかったから根にもってるんだ。」
僕、「まあ、そんなところですね。」
それから、やはり社長はじめ本社のお歴々の好き嫌いで露骨な差別人事があるんですよね。社長や専務の家まで行って芝刈りまでしたB氏がしばらく病気療養中であったにもかかわらず、大都市圏の支社長に大抜擢!
一方、C県のD支社長は嫌われたために、支社長から部下無しの一兵卒にというお気の毒な事態になりました。
また、学校の同窓生というのも、かえって同窓生でない方がよいこともあるんですよねぇ。下手に同窓生だと、「あいつ、同窓のくせして、俺に尽くしてくれない!こんちくしょう。覚えてろ!」ってな恐ろしい目にあうこともあります。同窓生で偉い人がいたら、その人のために雑巾がけまでして役員にまでなったという人もいます。
とにかく奇々怪々です。
大慌てで東京に引っ越し、挨拶回りをしていると、ふいに声をかけられました。
あっ、今回、一兵卒になったDさんです。
「ホトトギスさん、お久し振り!これからもよろしくお願いいたします。お疲れ様でございます。」
う~ん、こういう場合、普通はお互い、「ご栄転おめでとうございます。」と言うんですが、「お疲れ様でございます。」となってしまいましたねえ。
左遷された者同士が「ご栄転おめでとうございます。」では、かえって皮肉過ぎて失礼になってしまいますからねぇ…
(苦笑)…(>_<)!
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そんな折、支社長が真っ青になってやって来ました。
「ホトトギスさん、俺、退職に追い込まれたよ!」
ええって感じですねぇ。何でそうなるのかわからなかったですねぇ。
支社長、「君にも何か不吉な事がなければいいんだが。」
いや、支社長が退職させられて、部下が栄転なんて普通は考えられませんからね。
そして、本社から電話が…。
本社人事課長、「ホトトギスさん、ええと…」、なんか歯切れが悪いんですよねえ。
人事課長、「申し訳ない。ちょっと行き先に変更があった。本社じゃなくて関連のA社の参事ということで。」
僕、「はあ、何ですか、それ。なぜ変更になったのですか?それに参事って何ですか。わけわからん。」
人事課長、「いや、いろいろ事情があって。一応、管理職だから、我慢しといてや。」
非常に息苦しい感じでしたね。支社長がやって来て、
支社長、「そうか。やっぱり。俺もお前も討ち死にかあ。」
僕、「誰の仕業ですかね。当初は問題なさそうでしたが。」
支社長、「まず、総務課長が北海道支社をよく言ってなかったからな。あの野郎、さんざんご馳走になって帰ったくせに。すすきのに連れて行かなかったから根にもってるんだ。」
僕、「まあ、そんなところですね。」
それから、やはり社長はじめ本社のお歴々の好き嫌いで露骨な差別人事があるんですよね。社長や専務の家まで行って芝刈りまでしたB氏がしばらく病気療養中であったにもかかわらず、大都市圏の支社長に大抜擢!
一方、C県のD支社長は嫌われたために、支社長から部下無しの一兵卒にというお気の毒な事態になりました。
また、学校の同窓生というのも、かえって同窓生でない方がよいこともあるんですよねぇ。下手に同窓生だと、「あいつ、同窓のくせして、俺に尽くしてくれない!こんちくしょう。覚えてろ!」ってな恐ろしい目にあうこともあります。同窓生で偉い人がいたら、その人のために雑巾がけまでして役員にまでなったという人もいます。
とにかく奇々怪々です。
大慌てで東京に引っ越し、挨拶回りをしていると、ふいに声をかけられました。
あっ、今回、一兵卒になったDさんです。
「ホトトギスさん、お久し振り!これからもよろしくお願いいたします。お疲れ様でございます。」
う~ん、こういう場合、普通はお互い、「ご栄転おめでとうございます。」と言うんですが、「お疲れ様でございます。」となってしまいましたねえ。
左遷された者同士が「ご栄転おめでとうございます。」では、かえって皮肉過ぎて失礼になってしまいますからねぇ…
(苦笑)…(>_<)!
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