先日…父の1周忌を行いました。 


 あれから1年… 


 相変わらず…父の事を考えるとすぐ涙が出てしまい

使い物にならなくなるので、自分の気持ちには蓋をして何とか頑張っています。 


 このブログには色々な想いを記録しておきたかったのに自分の気持ちに向き合う事が難しくてずっと書けずにいました。


 もう2度と会えない寂しさ…もっと何か出来たはず


の後悔色々な気持ちで苦しかったけど1年経って

少しづつ…少しづつ…

気持ちもラクになってきた様に思います。


 うちのメンタル極弱な母も最近は涙を見せる事も少なくなり慣れない一人暮らしを頑張ってくれています。


 この1年…雨の日も雪の日も毎日毎日お墓参りを欠かさなかった母。 


母にとってはただのお墓参りではなく

父に会える場所。


 さすがに危ないからやめなさい!って言う日もあったけど最近は「母の気持ちがラクになるなら…」と思い見守っています💦 


 きっと…この先も自分が動けるうちは続けて行くんでしょうね…




「元気に暮らせる」


この有り難みを父には教えてもらいました。


父が亡くなって1番の後悔は

「元気な時をもっと一緒に過ごせば良かった」と言う思いでした。


何かあったら助けようとは思っていたけど元気なうちは2人で頑張ってもらおう!と思っていた。


でも具合が悪くなってしまえば面会に行く事ぐらいしか出来ない。


もっと帰ってあげれば良かった…

もっとお酒に付き合ってあげれば良かった…

もっと楽しい時間を過ごしたかった…




だから…母とは元気なうちになるべく楽しい時間を過ごしたいと思っています。




 今はまだ…毎日の電話と隔週の里帰りぐらいしか出来て無いけど少し落ち着いたら旅行にでも行きたいな…



あんなに嫌いだったはずなのに、亡くなってから1日も父の事を思わない日は無く不思議と今の方が近い存在になっている気がします。


その日は突然やってきて慌ただしく逝ってしまった父…


振り返ると少しづつ、少しづつ悪くなり突然では無かったのかもしれないけどその時が近くなると「ご飯が食べられなくなる」とか「オシッコがでなくなる」などの症状が出ると聞いていた私と母の中では突然な事でした。



このまま長くなり母に限界が来て入所を考えるぐらいなら自宅で穏やかに…と私はいつも考えていたしそれが父の為だと覚悟もしていたはず


しかし…それは想像を遥かに越える悲しみでした。

決して良い父親では無く大嫌いな時もあったけど大好きな父だったと本当に実感した


2年3か月前に倒れて長い入院生活で父はもちろん母と私も苦しい日々でしたが父の希望通り自宅に帰って1年5か月…



病院や施設では家族にも会えない人がたくさんいる中…最後まで自宅で過ごし前日まで母の手料理を食べ、兄と母に見守られ私にエンゼルケアをされて旅立った父は、きっと…「幸せだった」と思ってくれた照れだったはず

そして…最後の最後に兄には「有難うな…」と母には「有難う…」と大きな声で伝えられた事

兄には「な…」がついていたと言う事は最後まで兄と母の事がわかっていたと思います。


本当の気持ちを言ってしまえば…最後の最後まで私も側にいてあげたかったし「ありがとう」を私にも言ってほしかったけど…大丈夫…

何より苦しまずに逝けたからそれだけで十分…


私は会うたびに頭を撫でてもらってたから…ね


じぃーじ…

頑張ってくれて本当に有難う…

きっと…本当はあんまり頑張りたくなかったけど一生懸命頑張っているお母さんと私の為に頑張ってくれたんだよね…

この2年3か月はじぃーじのおかげてたくさんの事を学びました。
いつか…じぃーじがたくさんの人に助けてもらった恩返しをどこかで返せる様に私も頑張るから見守っていてね





最後に父の可愛い笑顔を載せますので見たくない人は
スルーして下さいね











まずは、父が愛した自然豊かな実家からの景色です
















母親のお腹の中にいる時間から数えるそうで…

享年80歳


大好きな父です…













今まで応援してくれた方々
本当に有難うございました。




















今でも信じられない…
嘘みたいな話…


15日に父の葬儀で16日に叔母さんの葬儀だなんて

その日は母も兄も来ていました。

父の葬儀にも出席していた母方の叔父さんが
「もう…出る涙もないだろう…?」と私に言った。


それが全然そんな事無くて…
自分でもビックリするぐらい涙って出るのね…


従姉妹達が毅然と頑張りお花が大好きだった叔母さんは綺麗なお花に囲まれていました。
大変申し訳ないんだけど…

「おばちゃん!じぃーじの事お願いね‼︎」

と心の中で頼みました。


そして父と同じ火葬場に運ばれた叔母さん…
父の隣で荼毘に付されました。





私達家族それぞれに母親の様に良くしてくれた叔母さん…

父が入院して母と揉めた時も叔母さんが話を聞いてくれました。

いつもメソメソしている母とは正反対でどんなに大変な時でもいつもニコニコしている様な人でした。
料理も上手で私は「叔母さんみたいなお母さんが良かったなぁ〜」って思った事もあったな…


おばちゃん!可愛がってくれてありがとね!
ゆっくり休んで下さい。