その日は突然やってきて慌ただしく逝ってしまった父…
振り返ると少しづつ、少しづつ悪くなり突然では無かったのかもしれないけどその時が近くなると「ご飯が食べられなくなる」とか「オシッコがでなくなる」などの症状が出ると聞いていた私と母の中では突然な事でした。
このまま長くなり母に限界が来て入所を考えるぐらいなら自宅で穏やかに…と私はいつも考えていたしそれが父の為だと覚悟もしていたはず
しかし…それは想像を遥かに越える悲しみでした。
決して良い父親では無く大嫌いな時もあったけど大好きな父だったと本当に実感した
2年3か月前に倒れて長い入院生活で父はもちろん母と私も苦しい日々でしたが父の希望通り自宅に帰って1年5か月…
病院や施設では家族にも会えない人がたくさんいる中…最後まで自宅で過ごし前日まで母の手料理を食べ、兄と母に見守られ私にエンゼルケアをされて旅立った父は、きっと…「幸せだった」と思ってくれただったはず
そして…最後の最後に兄には「有難うな…」と母には「有難う…」と大きな声で伝えられた事
兄には「な…」がついていたと言う事は最後まで兄と母の事がわかっていたと思います。
本当の気持ちを言ってしまえば…最後の最後まで私も側にいてあげたかったし「ありがとう」を私にも言ってほしかったけど…大丈夫…
何より苦しまずに逝けたからそれだけで十分…
私は会うたびに頭を撫でてもらってたから…ね
じぃーじ…
頑張ってくれて本当に有難う…
きっと…本当はあんまり頑張りたくなかったけど一生懸命頑張っているお母さんと私の為に頑張ってくれたんだよね…
この2年3か月はじぃーじのおかげてたくさんの事を学びました。
いつか…じぃーじがたくさんの人に助けてもらった恩返しをどこかで返せる様に私も頑張るから見守っていてね
最後に父の可愛い笑顔を載せますので見たくない人は
スルーして下さいね
まずは、父が愛した自然豊かな実家からの景色です
母親のお腹の中にいる時間から数えるそうで…
享年80歳
大好きな父です…
今まで応援してくれた方々
本当に有難うございました。