血管が細いという自慢 | 吹き出す3人育児と毎日ごはん

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正直、料理は苦手です。正直、子供も得意じゃないけど・・。
2011年7月ワンプレートの本に載せていただきました。
そして3人の子育てやってます。
口癖は「カロリーが」の万年ダイエッターです。
やらなきゃいけないことを毎日がんばってたら何とかなる!


日曜日だよドラえもん!


(・・・どこからどうやってツッコんでよいのか)



2週間前のこと。


毎年恒例の、健康診断へ行ってきました。


毎年恒例で、夫と2人で受診したわけ。



まずは変なガウンみたいなのに着替えて(だってヘン)


レントゲンやら身体測定やら、視力検査やら聴力検査やらを


こなしていくわけなんだけどね。



その中で、「血液検査」があるのです。


3つ並んだ椅子の左端におあんちゃんが座り、看護師さん(年配)と向き合った。


すると、次の順番で呼ばれた夫が、おあんちゃんの隣に座り、看護師さん(ヤング)と向きあった。



私ね、血液検査がとっても苦手で。


というのも、私の腕の血管がとても細いようで。



小さいころから


体格がいいね


と周りから褒められていたのに。


(褒めでいいの?)



憧れの言葉は


キミって華奢だね


だったのに。


(確かにおあんちゃん人生で一度も言われたことのない言葉だね)





血管だけは華奢な人



みたいで私。



・・・とか言うと、なんだか「病弱」「儚い」「細い人」


みたいなイメージに映るような気がして(考え過ぎだよ)、なかなか自分からは


「私、血管が細いからぁ~」なんて口にできなかったんだけど。


(そもそも、血管の太さが話題に上ることってなかなか無いよね)




つまりは、「血液検査の時に、看護師さんが注射針を探すのに迷う」


わけです。



私が腕を出すと、ほぼすべての看護師さんが「あら」と言う。


針を刺すまでにけっこうな時間がかかるという、



看護師泣かせの腕を持つ女。それがおあんちゃん。


というね。


(大げさ)



でも皆さんプロなので、少し迷ったら、決意を固めて「えい!」と注射を刺すわけです。


「今までの迷いなんか、私、もう過去のことだから」と涼しい顔をしてね。



しかし今回は違った。


血液検査で呼ばれたときに、


年配の看護師さんだったから、「ベテランみたいだし安心だわ。」


と気楽な気持ちで座ったおあんちゃん。



・・・・気楽な気持ちだったのに。



腕を出した瞬間に、動揺しだすベテラン。


「あら?あら?どこにもないわっ!」


(そんなわけない)


「逆の腕も出してみてください」と言われ、左腕も出したものの


「どこにもないわっ!」


(だから、そんなわけない)



「あーなんか私、血管が細いみたいでぇ(苦笑)」と言うおあんちゃんの言葉にも


全く耳を傾ける余裕がないベテラン。



「いくらなんでも・・」


「どうしましょう・・」


「これは・・・動脈か・・



と、一人ブツブツ言っている。


ちょ・・・怖いんだけど・・動脈とか・・。


と、内心焦るおあんちゃん。



・・・の隣で、ヤングに血液を抜かれる夫が


「僕、血管細いから、刺すとこ見つけづらいって言われるんですよ!」


と、朗らかに宣言する夫。



・・・・・自慢かよ。




しかし夫の宣言虚しく、隣の看護師さん(ヤング)はサクっと夫の血液を抜いて


「では次は心電図です」と夫を促す。




・・・の隣では


「ここで・・たぶん・・いけるか・・」


と「たぶん」という決意を固めたベテランが、おあんちゃんの腕にブスッと


注射を・・・・!




ひぃいいいい



と内心叫ぶおあんちゃん。




・・・無事に、無事に血液を抜かれました。




どっと疲れた。




そして夫と合流すると


「俺、いつもはあんなにすんなり血を抜かれることないんだけどな~」


と、なぜか不満げに言った。




・・・・・何の自慢だよ。



どっと疲れたよ・・・健康診断・・・!






でも2年前より体重が5キロ減ったからそんな苦労も吹き飛んだわ!クスクス


(また自慢かよ)