しずく(元ダモちゃん)が初めて目撃されたのは
昨年の2月、まだ寒さ厳しい福島市内のとある動物病院の前でのこと。
まだ子猫だったしずくは
どうやらきょうだい2匹で捨てられたようでした。
きょうだい子猫はその日のうちに病院スタッフの手で保護されて
1か月後には無事仙台の里親さんの元へと巣立ちました。
一方のしずくはというと、
どうやっても捕まらず、結局その後1年もの間行方不明に。
しかし今年になって再度姿を現し、やっとのことで保護。
行方知れずだった1年間を、
泥んこの場所に建つヨド物置の下で過ごしていたらしいしずくは
満足にごはんも食べていなかったのでしょう、がりがりに痩せたその体は
たったの1.2キロしかありませんでした。
優しい動物病院のスタッフに保護されケアを受けた後、
里親探しのため、はるばるおーあみ避難所になってきたしずく
その後素晴らしいご縁を結び無事避難所を卒業することができました。
しずくの幸せ便りをどうぞご覧下さい。
しずくの里親さまより*****
しずくはとっても頭のいい子です。
ご飯の時なんですが、しずくの方が(先住猫さんより)体が大きいので
ご飯を多めにあげていますが、食べるのが早くて(先住が遅いのか?)
先住が食べているところに行って横取りしちゃうんです。
「しずくちゃん、フランちゃんのご飯だよ。」と2回注意したら
3回目は先住が食べ終わるのを待って、残り物を食べていました。
先住が食べ終わるのを、ワンちゃんの待て!
状態で待っているしずくが愛おしく(#^^#)
先住はおやつも食べないので、おやつはしずくちゃん独占です。
相変わらず「ご飯だよ」のあとの、ニャア~に癒されてます(^-
(中略)
↓ 先輩猫のフランちゃん(手前)と一緒にごはん
↓ 待つこともちゃんと覚えたお利口なしずく
↓ お母さんのクッションもいつしかしずく専用に
しずく、とても幸せになりました。
もうお腹を空かせることも寒さに凍えることもありません。
優しい家族のいる暖かいお部屋は
ヨド物置の下とは比べ物になりませんね?
保護してくださったT小動物病院のみなさま、
遠路はるばるしずくを運搬してきてくださったボラさん、
そしてしずくを家族にしてくださった里親様、
本当にありがとうございます!
(ほ)