関西本線&近鉄名古屋線全駅間歩き(名古屋-河原田) その9・海のような木曽川を渡って三重県へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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定期更新すっぽかして、

ちょっと更新遅れました。スミマセン。

 

 

その8からの続き

 

-近鉄弥富(15:09)-弥富(15:13着・15:25発)-

 

 

弥富駅へ向かいがてら、国道を外れて金魚の養魚場を見てきました。

 

近鉄線の踏切を渡って、さらに北の(JR)弥富駅へ向かいました。

 

 

 

まもなく弥富駅に着きました。

名鉄尾西線の起点駅でもありますが、入口にその表記はありません。

JRの1日利用者数は1,500人ほどで、近鉄に大きく離されている状況。

 

 

ちなみに、弥富駅はJR地上駅としては最も低いところにある駅。

海抜マイナス約1.5メートルで、現在も沈下を続けているそう。

私鉄も含めると、もっと標高の低い地上駅もあるそうで。

 

 

 

ホームは2面3線ですが、

奥の3番線は名鉄線専用ホームのため、実質2面2線。

同じホームを使用しておきながら、名鉄線とJR線を繋ぐ線路はありません。

 

 

 

名古屋へ向かう関西本線の快速列車が入ってきましたが、

ホーム途中で止まってしまいました。

 

 

しばらく中途半端な場所で止まっていましたが、

やがてゆっくりした速度で通過していきました。

踏切支障…ではなく、風速規制で一時的に抑止がかかったのかも。

関西本線もこの頃亀山方面で抑止が発生していたみたい。

 

 

 

相変わらず強い風が吹き荒れますが、次の駅へ向かいます。

いつの間にか青空が戻ってきた。

 

 

 

近鉄線の踏切を渡って南西へ。

 

 

 

そのまま国道1号も越えると商店街に入りました。

 

弥富周辺は長島一向一揆の壊滅とともに無人地帯となったそうですが、

その後再入植が行われ、明治初頭には新東海道の宿場町となりました。

駅ができてからは、今歩いている道を軸に街が発展したんでしょうね。

 

 

 

空は晴れてるけど、風は強く吹き抜けていました。

 

 

 

筏川に出たところで、川沿いに国道へ。

 

まもなく「ふたつやの渡」と書かれた碑が現れました。

これから木曽川を尾張大橋で渡りますが、

尾張大橋ができるまではここから新東海道の「ふたつやの渡」が出ていたそうです。

実際の渡しポイントは筏川を渡った先からだったみたいですが。

 

 

 

国道1号に合流すると、奥に尾張大橋が見えてきました。

国道1号で歩道なしは短距離でも怖いよ…。

 

 

 

いよいよ尾張大橋にさしかかりました。

目の前に広がる川が木曽川です。

 

 

 

川向こうに観覧車やら、ジェットコースターのレールが。

直線距離で10kmほど離れているナガシマスパーランドかな。

 

強い北風がつねに吹き続け、水面にも白波が立っている…。

こっちもずっと上流側から押され続けてる。

 

 

 

ここから先は三重県です。

 

実は三重県はほとんど足を踏み入れたことがありません。

ゆっくり歩き回るのはこれが初めて…のはず。

 

 

 

それにしても、木曽川はほんと広いですね。

大きな川自体は何度も歩いて渡っていますが、

大河…いや海のように水で満たされた川はあまりないかも。

 

 

 

対岸に渡ったら桑名市です。

いやぁ~、すっかり晴れましたね。

 

 

(その10へ続く)

 

 

弥富駅周辺のGPSログ(1/20,000)です。