関西本線&近鉄名古屋線全駅間歩き(名古屋-河原田) その6・水郷の川を跨ぐ尾張温泉 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その5からの続き

 

-蟹江(11:55発)-

 

 

戸田駅、近鉄蟹江駅と近鉄線沿いを進んだ後、JRの蟹江駅へ向かいました。

 

蟹江駅前からさらに道なりに進むと、道は南へ向きを変えました。

 

かつて駅前商店街だったと思しき雰囲気。

でも、近鉄駅のそれよりは遙かに小規模。

昭和の時代から中心駅の役割は近鉄駅の方だったんだな。

 

 

 

蟹江だけにマンホールにも蟹が描かれています。

地名の由来として漢字はあまりアテにならなかったりするのですが、

ここは本当に蟹が多かったことが地名の由来らしい。

 

 

 

県道を越えて、さらに南へ。

ここも本町商店街?

 

 

 

途中で道を外れて、住宅地の小道をジグザグ。

まもなくこんな場所にさしかかりました。

 

 

 

ここには蟹江城があったとのこと。

城跡といっても周囲は完全に住宅地で、辛うじて井戸の跡がある程度。

 

ここに城があったのは戦国時代。

小牧長久手の戦いでは主戦場のひとつだったとのこと。

その後まもなく廃城となったそう。

 

 

 

そのまま小道を進むと、川沿いに出ました。

突き当たったのは蟹江川。

 

ここも民家は水面近くに建ち並び、堤防も最小限です。

奥に架かる橋も水面からの高さは低く、水郷らしい風景ですね。

蟹が多かったというだけのことはありますね。

 

 

 

再び住宅地の小道を抜けると…

 

 

 

区画整理された住宅地に出ました。

 

暑い夏に本文書いてるから暑そうに感じるけど、

このときは強い風が吹き荒れてニット帽すら脱げない寒さだった。

こんな空でもレインウェアはそのまま。

 

 

 

左折して学戸小学校の横を通過。

右手には水路が。

 

 

 

小さな橋の上から。

やはり小さな水路が続いていました。

 

 

 

県道を歩道で渡ってさらに先へ。

歩道にみえるこの道だって、足下は暗渠の水路。

 

 

 

少し北へ歩いて、道幅が広い町道へ。

おや、尾張温泉郷って書かれた行灯が立っていますよ。

 

近くに温泉があるのかな…?

 

 

 

…と思ってそのまま西へ進むと、「尾張温泉」と書かれた建物が。

 

しかもこの建物、川を跨いでいますよ。

左岸側は川渡ってすぐの所でぶち切れているのですが、

どうして川を渡っているのかな?

 

 

 

…と思っていたら、入口に到着。

 

街にひとつありそうな健康ランド然とした雰囲気ですが、

ここは湯量が超豊富で、250人入れる庭園風呂があるんだとか。

それでもって源泉掛け流し、名湯百選というハイスペック。

時間に余裕があれば入りたかった。

 

 

ちなみに、川をまたぐ建物は現在使われていないとのこと。

かつては川の対岸に観光ホテルがあり、本館と結ぶ役割をしていたそう。

単なる通路にしては立派過ぎるから、宴会場でもあったのかな?

 

観光ホテルは現在取り壊され、跡地には病院が建っています。

 

 

 

尾張温泉から川沿いに北へ進んで、県道へ向かいました。

スタートした頃が信じられないような青空が広がっていました。

 

 

…風が強い。

 

 

その7へ続く