(その7からの続き)
-伊豆大川(15:31着・15:45発)-
伊豆高原駅から南へ進み、国道を外れて別荘地へ進む道に入りました。
少し進むと、
名鉄が開発した赤沢別荘地の入口が現れました。
いちおう東海地方だと思うけど、端から端だな…。
ここは入口で建物はほとんど見えませんが、
右手側の山斜面に網の目のように道を張り巡らせ、
標高459メートルの伊雄山のすぐ下まで別荘地が広がっているようです。
別荘地には入らず、そのまま道なりに進むと、左手に海が広がりました。
眺望が良い場所に出ました。
眼下の集落は本来の赤沢集落みたいですね。
ここで標高100メートルほど。
赤沢集落の左奥に市街地っぽいエリアが見えますが、
これが伊豆高原駅(八幡野)周辺。
大室山から流れ出た溶岩が地形を埋めた場所なので、
遠くからみると平坦にみえますね。
さらに進むと、あかざわ恒陽台別荘地の入口にさしかかりました。
やはり別荘の建物は見えませんが、
奥の山の斜面に900区画近い広大な別荘地が広がっているようです。
管理会社のウェブサイト見ると、全区画温泉付きらしい。
次の突き当たりは左。
右に進むと赤沢望洋台の別荘地。
標高500メートルくらいまで別荘が建ってるみたい。
ちなみにこの別荘地には貸別荘もあるみたいで、
どうせ高額なんでしょと思って見てみたら、広さの割にはリーズナブル。
…まぁ、基本自家用車必須の場所ですけどね。
別荘そのものは見ないまま、さらに道なり。
道は概ね等高線に沿って進んでいて、曲がりくねっています。
また海側が開けました。
海を見ながらじわじわ下りました。
時間的にそろそろ次の駅の近くだといいんだけど…
…と思ったところで、大川集落にさしかかりました。
写真には写っていませんが、電車の音も聞こえてきましたよ。
次の角を左折すれば駅へのアプローチ。
伊豆大川駅に着きました。
基本的に無人駅とのことですが、
シーズン中は臨時に駅員が配置されることもあるそうです。
ホームは2面2線。
庇は結構先まで続いていました。
シーズンになると利用者が多いのかな?
ちょうど伊豆急下田行きのアロハ電車が到着。
う~ん、外装以外は209系だ。
E131系投入によって余剰となった房総の209系を譲り受けたとのこと。
もともとコンセプトが「費用半分、寿命半分」だった電車なのに
結局鋼製車と同じくらい使い続けてるんだな…。
というわけで、次の駅へ。
駅から坂を下って海岸線に向かいました。
何かの識別標識…?
いえいえ、ご覧の通りのバス停です。
東海バスエリアの山間部で
利用者が極めて少ない所を中心に、時々こんな停留所を見かけます。
こうした方が安かったり、メンテナンスが省けたりするのかな?
(その9へ続く)
伊豆高原駅先から伊豆大川駅手前までのGPSログ(1/23,500)です。