というわけで2024年を迎えました。
今年もしっかり歩くと言ってた割には、
まともに歩けないまま時間が過ぎてしまいました。
そして1月下旬、歩き初めをすることができました。
今回歩く路線は伊豆急行線。
伊東から伊豆急下田を結ぶ45.7kmの路線です。
伊東でJR伊東線と接続しており、特急はじめ多くの列車が直通運転しています。
1938年に伊東線が伊東まで開通しましたが、
伊東から下田までの鉄道建設は1960年まで待つことになりました。
トンネルが多い険しい区間にも関わらず2年弱の短期間で工事が行われ、
1961年末に全線が開通しました。
今回は1泊2日かけて伊豆急行線全線を歩きたいと思います。
伊東線は比較的短い区間で高低差300メートルを2回こなす険しさ。
(まぁ、あれは敢えて歩いたといわれれば否定できませんが)
伊豆急行線は伊東線の続きですから、険しくないはずはありません。
ただ、険しいということはそれだけ現れる景色も素晴らしいはず。
そんな景色を満喫しながら歩きたいと思います。
あ、今回からはXにも速報を投稿するんだった。
スマホでも写真撮るの忘れないようにしないと。
1日目・1月27日(土) 歩行区間:伊東-伊豆熱川 天気:晴れ
伊東(8:01発)-南伊東(8:29着)-
東京から普通列車を乗り継いで、スタート駅の伊東駅に到着。
管理はJRなのでJR規格の駅名標ですが、会社が変わることはわかります。
ホームは2面3線で、
駅舎側の1番線は主に伊豆急行線方面への直通列車が発着し、
伊東駅折り返しの電車は主に2番線に発着します。
準備体操終えたらスタート…ですが、
GPSがうまく入らなくてちょっと遅れた。
伊東駅前には…公衆温泉浴場。
営業しているのかと思ってしまいますが、月曜以外営業しているとのこと。
駅のすぐ近くなのに、観光客は意外と来ないんだとか。
地元民以外も利用できて値段も銭湯価格ですが、風呂は狭いとのこと。
確かに温泉目的で行くなら、少し高いけど旅館の日帰り入浴の方がいいのかも。
湯の花通りに入りました。
ここは伊東線全駅間歩きの後に立ち寄りましたね。
通りには手湯もありました。
湯の花通りを抜けたところで右折して南へ。
かつてのメーンストリートと思わせる商店街が続いていました。
通り沿いには温泉旅館もちらほらと。
伊東の温泉宿も比較的古い建物をリノベしてるところが多いですが、
中には最近建てられた感じの温泉宿も。
昭和の雰囲気が色濃い商店街…
これはどうしても撮りたくなってしまいます。
ホテル聚楽にハトヤホテル。
どちらも伊東を代表する温泉ホテル。
県道12号に合流。
右手の建物はホテル小涌園。
側溝からも湯気が出ていた。
小涌園って箱根じゃなかったの?と思ったら、
藤田観光のリゾートホテルブランドなんだとか。
県道を離れて南へ。
どうやら温泉街は抜けたみたい。
線路沿いに出ると、最初の駅が見えてきました。
そこまで駅前っぽい雰囲気ではないかな。
最初の駅・南伊東駅に着きました。
東急によって開業した駅ですが、どことなく国鉄の駅っぽい雰囲気もある。
駅員配置駅ですが、まだ早い時間のため無人状態でした。
駅員がいる時間なら、
ここから伊豆急全線ウォークに参加できました。
伊豆急全線ウォークは、
南伊東-伊豆急下田間を3コースに分けて文字通り全線歩こうという企画で、
それぞれのコースを踏破すると賞品がもらえるとのこと。
ルートは各駅の近くを通っていますが、必ずしも全駅に立ち寄る必要はありません。
関門時刻があるわけでもなく(複数日かけても可)、
途中で電車を利用したとしても完歩賞が出るらしいので
比較的ハードルが低い企画かもしれません。
もっと早く存在に気づいていれば参加していたかもしれない。
結局全区間歩くんだからコース通り歩いたことにして
賞品もらっちゃおうかとも思いましたが、やめときました。
全駅間歩きの後にコースマップ見てみたけど、
今回歩いたルートよりも大回りしてる所が多かった。
ホームは1面2線の島式。
こういう無駄の無い配線は、私鉄…とくに戦後生まれの路線らしい。
開業時から旅客営業メインだったのもあるかも。
さ、次の駅へのルートを確認したら、
次の駅へ向かいますよ。
(その2へ続く)
伊東駅から南伊東駅先までのGPSログ(1/23,500)です。