(その4からの続き)
-波久礼(11:46着・12:10発)-
パレオエクスプレスを撮るために寄居駅を慌てて飛び出しましたが、運休日でした。
蔵のような建物もポツポツ見かけるということは、
この道は秩父往還の旧道なのかな。
空き地にはヤギさんが。
お仕事お疲れ様です。
さらに道なりに先へ。
写真奥に見える橋は別名「西行戻り橋」というそう。
西行法師が橋の近くで出会った子供との問答に困ってしまい、
帰ったとされる話から名付けられたそう。
国道に戻れば波久礼駅まであと少し。
踏切の音が聞こえたので線路まで行ってみると、貨物列車が入ってきました。
思った以上に貨物列車が走っているんだな…。
また踏切の音が聞こえてきたので少し進んでもう一度線路に向かうと、
反対側からも貨物列車がやってきた。
ここは駅構内にある踏切ゆえ、
貨物列車が長時間停車して踏切を塞ぐことがあるそう。
踏切の入口に封鎖目安時刻表があったけど、時刻がちょっと違ったような…。
というわけで、波久礼(はぐれ)駅に着きました。
元々は「破崩」と書いていたらしく、山際の土地であることを物語っています。
ひときわ味のある木造駅舎ですね。
1日利用者数100人程度の駅ですが、
PASMOの運用が始まるまでは駅員が配置されていました。
ホームは1面2線で、写真右奥に貨物列車専用の待避線があります。
駅舎内もとっても味のある雰囲気。
時代の流れとは言え、無人駅になってしまったのが惜しい。
駅構内にはこんなポスターも。
所によっては、今でもありそうなテンション。
都心方面と比べるとアレですけど、
地方に行けば単線(非電化)2両や単行がデフォなわけで…。
秩父鉄道も2両編成が登場していますが。
次の駅までは駅前の国道をずっとなぞればたどり着けますが、
敢えて荒川を渡ってみたいと思います。
いつもならもう紅葉のピークを迎える頃ですが、武川駅付近の色づきはまだまだ。
標高差もあるかと思ってここまで歩いてきましたが、
そろそろ色づいててほしいな…。
う~ん。
これはこれでなかなかな風景ですが、
色づきという意味では、ようやく色づき始めたという程度。
木によっては色づいていました。
やっぱり今年は紅葉の進行が遅いみたい。
対岸に渡ったら、道は川沿いをなぞり始めました。
ここからしばらく道なりに進みます。
周囲が山っぽい雰囲気に変わりました。
こんな雰囲気でも歩道はちゃんと続いていました。
(その6へ続く)
寄居駅先から波久礼駅手前までのGPSログ(1/22,500)です。