奥羽本線全駅間歩き2(米沢-山形) その16・記憶と違った蔵王駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その15からの続き

 

-蔵王(15:50発)-

 

 

斎藤茂吉生家の前を通り、いよいよゴールが待つ山形市に入りました。

 

蔵王駅に着きました。

元々は金井駅と名乗っていましたが、1951年に現駅名へ改称しています。

 

現駅名は蔵王温泉から名付けられたようにも考えられますが、

そもそも改称当時はすぐ近くに蔵王村が存在していたので、

そちらからとった駅名なのかもしれない。

 

新幹線通過駅としては今回初めての駅員配置駅。

券売機もちゃんと設置されていました。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

大学生の頃、スキー合宿で福島から山形まで普通列車に乗りましたが、

そのときの蔵王駅のイメージとちょっと違う…

 

 

 

よく見ると駅の周囲は新しい住宅地に囲まれています。

かつてこれらの住宅があった場所には工場やら油槽所やらが建っていたそうです。

 

自分が大学生の頃といえば、それらの貨物輸送が終了した少し後。

まだ関連の建物とか引き込み線とかが残っていたのかな?

 

 

 

いよいよ次はゴールの山形駅です。

まずは先ほど歩いてきた羽州街道の旧道へ。

 

実質的にはこのあたりも山形市街地と一体化しているはずだけど、

青看には「山形市街」の文字が。

 

 

 

羽州街道の旧道に戻ったら、しばらく道なり。

 

帰りの新幹線に乗る前に夕食もお土産も買いたいから、

この駅間はラストスパートして時間を稼ぎたい。

 

 

 

このあたりは街道の面影が残っていた。

歴史を感じられる建物もちらほら。

 

 

 

お寺も街道沿いに建っていました。

 

 

 

須川を再び渡りました。

いちおう歩道は付いてるけど、この狭さはちょっと心許ない。

 

 

 

須川を渡ると、本格的に山形市街地に入った感じ。

同じ住宅地でもやっぱり雰囲気が違う。

 

 

 

山形駅方面に向かう市道に合流。

 

アップダウンもないし、歩道の道幅も広いし、信号の間隔も長め。

ここは意識して速く歩いてみました。

ランニングシューズだから、速く歩こうと思えば速く歩ける。

 

 

 

市街地の中に入っても

空き地に水田があって、そこに藁塚が立ってるのはさすが米どころ。

 

 

 

もうすぐ国道348号に突き当たるみたい。

この区間は思った以上に速く歩けている気がする。

実際GPSの速度も少し上がっていた。

 

 

 

国道348号に合流して、いったん東へ進みました。

このあたりもロードサイド街が続いていました。

 

 

 

次の角を左折して国道112号に入ります。

あと1.5kmほど歩けば山形の中心部のはずですが、

周囲の風景はまだ郊外のロードサイド。

 

 

 

それでも左折する交差点は横断歩道ではなく、地下歩道だった。

位置エネルギーの無駄遣い、こんな所で登場するか。

 

内部が明るくてきれいなのはいいのですが、

アップダウンで無駄に脚を使うというのもあるし、

1つの角で入口が2つに分かれていたりするから、方向感覚もわからなくなる…。

道に迷って脚を無駄に使うは悪夢。

 

 

その17へ続く

 

 

蔵王駅北側周辺のGPSログ(1/30,000)です。