函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その8・丘を下って目名駅へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その7からの続き

 

-目名(12:17着)-

 

 

目名峠を越えて、無住の上目名地区にさしかかりました。

 

さらに坂を下りました。

寄り道したので、ハイペースで進みました。

 

 

 

時間的にはそろそろ坂を下りきりたいと思ったところで

下り坂の終わりが見えてきました。

 

 

 

坂を下りきったところで歩道が復活。

 

国道はそれなりに車が行き交っているので森の中でも心細さは感じませんが、

それでも民家が見えるとほっとするものです。

 

 

 

その一角にこんな建物が。

 

こちらは1996年まで田下小学校として使用されていた校舎と体育館。

廃校からまもなく30年が経過しますが、まだ残っていました。

 

 

 

小樽まではまだ100km以上先。

…そんなこと考えちゃいけませんよ。

 

ってか、むしろ札幌が意外と近いような気もする。

 

 

 

目名駅へアプローチするべく、

国道を外れて道道752号へ。

 

 

 

アプローチということは駅へ近づいているはずだけど、

実際にあと何キロあるかがわからないので、

今のペースが速いのか遅いのかわからない。

 

雨に降られたくないと思うと、

どうしても先を急ぎたくなります。

 

 

 

四つ角を右折。

再び線路が見えなくなってしまい、進んでいる方向もよくわかっていませんが、

この道をまっすぐ進めば目名市街のはず。

 

 

 

沿道には水田が広がっていました。

 

蘭越町は稲作が盛んな町。

「山線」だから沿線は山がちと思いがちですが、

水が豊富で川沿いを中心に平地が広がっているからかな?

 

 

 

目名市街に近づいているはずだけど、まだ見えない。

道間違えたりしてないよね?

 

 

 

ようやく目名市街にさしかかりました。

周辺地区を含めた人口は400人弱。

 

メナという言葉をアイヌ語辞典で調べると「上流の細い支流」と

ドンピシャで出てたりするのですが、これが由来かは確定していないみたい。

 

 

 

駅前通りに入りました。

 

今は静かな駅前通りですが、

往時は賑わっていたんだろうなという雰囲気。

 

 

 

目名駅に着きました。

 

駅前に何台か車が止まっていましたが、

隣にある郵便局利用者の車も混じっていたみたい。

駅訪問している人の車もあったけど。

 

 

 

ホームは1面2線。

一度棒線化されたあと、緊急時輸送を念頭に再度交換設備を設置したため、

ホームは片側のみという珍しい構造をしています。

 

 

 

5年前調査時点での目名駅の1日利用者数は7名程度ですが、

かなり立派な駅舎です。

 

ちなみに、目名駅から先は本社直轄エリア。

時刻表のデザインも変わりましたよ。

 

 

ここで昼食休憩。

少し曇ってきた感じがするので、

早く昼食食べて先に進みたいと思います。

 

 

その9へ続く

 

 

目名駅周辺のGPSログ(1/45,000)です。