函館本線全駅間歩き3(長万部-小樽) その6・峠の入り口の熱郛駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その5からの続き

 

-熱郛(8:52着・9:10発)-

 

 

黒松内市街の北から民家の少ない道道を東へ進んでいます。

 

線路を跨ぎました。

ここまで進めば駅まであと1kmくらいだったはず。

意外と速いペースで歩いているかも。

 

 

 

線路を跨いでも牧場が続いていました。

 

 

 

熱郛駅がある白井川市街の入口には、

北海道新幹線の工事宿舎とおぼしき建物が。

 

どうしてこんな所に宿舎かと思ったら、

ここから数キロ南東の山間部で新幹線のトンネル工事を行っているとのこと。

一番近い集落がここになるみたい。

 

 

 

まっすぐ進めば国道に突き当たりますが、

その手前で左折して、駅前通りへ。

 

例によって民家が建つのみですが、

歩道があるということは、昔は商店街もあって、車通りもあったんだろうな。

 

 

 

熱郛(ねっぷ)駅に着きました。

区間9kmで所要時間は1時間37分…時速6km近いペースで歩けた。

函館支社最北端の駅で、少し前までは長万部方面に向かう区間列車も出ていました。

 

5年前に調査された1日平均利用者数は4人。

駅舎は町民サロンと併用しており、「熱郛ホール」という名称も。

 

 

 

ホームは2面2線。

真ん中に使われてなさそうな側線が設けられています。

 

 

 

ホームを歩いていると足下を黒い物体が横切りました。

何かと思ったら…エゾリスさんでした。

 

チョロチョロ動いていたので顔はブレてしまいましたが、

カメラ撮れる距離まで接近できたのは初めてかも。

それにしても、尻尾がフサフサだ。

 

 

 

この先に最初の峠・目名峠が待っています。

細い線路が奥にそびえる山に向かって続いています。

 

 

 

次の目名駅までは15kmを超える歩行距離。

 

峠越えといっても高低差は200メートルほどなので、

黙々と歩いていればいつかは着ける。

 

 

 

国道5号に合流して、白井川市街を東へ。

白井川地区の人口は200人ほど。

 

昨日の国道5号よりは気持ち交通量が増えた気もしますが、

一桁国道にしてはずいぶん控えめな交通量。

 

 

 

市街の外れに進むと、

郵便局の先に道の駅の看板が。

 

ここの郵便局の看板、モノトーンだ。

色彩規制がかかってるってことだけど、どういうことだ?

 

 

 

道の駅はこじゃれた雰囲気の建物。

中にはやっぱりこじゃれたパン屋とレストランがありました。

…ここに配慮して、郵便局の看板がモノトーンだったのかな?

 

昼食をとるには早すぎるし、

パンを買おうにも、今日の昼食は昨日買ってしまった。

これは残念なことをした。

 

 

 

結局何も買わずに国道に戻り、さらに東へ。

 

 

 

白井川小学校の前を通過。

町内に2つある小学校のひとつで、児童数は14人とのこと。

 

小規模な校舎ながら、

しっかりした体育館もありました。

 

 

 

そのままいったん国道を外れてみました。

この突き当たりを右にずっと進めば、北海道新幹線の工事現場みたいです。

 

 

その7へ続く