(その6からの続き)
-(渋沢-新松田間歩行中)-
川沿いをじわりじわりと登り、小田急線最高所の駅・渋沢駅に着きました。
渋沢の中心街とおぼしき通りを横切り…
そのまま進むと住宅地に。
あらかじめ地図見ておかないと迷いそう。
住宅地の端にさしかかると、急な下り坂が待っていました。
ここから先は下り基調のはず。
坂を下りきると、目の前に川が現れました。
酒匂川水系の四十八瀬川です。
先ほどの水無川は進行方向から流れてきましたが、
こちらは進行方向へと流れています。
目の前の橋はロマンスカーの広告で時々見かけるような…。
川を渡ってまもなくセンターライン付きの道に合流。
交通量はあまり多くありませんが、路肩が無いのはちょっと怖い。
たぶんこの道は国道246号の旧道。
道なりにしばらく進んでいると踏切が鳴ったので線路へ。
この光景にこの電車もなかなかの違和感。
国道246号の現道に合流しました。
それにしても、一気に周囲の風景が変わりましたね。
こんな道でもちゃんと歩道があるのは助かる。
無いと思ったらゾッとする…。
少し進むとドライブインが見えてきました。
こういう場所のドライブインは廃墟というのがお約束…と思いつつ近づいたのですが、
ここはちゃんと営業していました。
ちょうどバイク乗りのグループが出発していきました。
再び国道を離れて、県道710号へ。
この県道は川を挟んで国道246号と併走していますが、
雰囲気からして、国道246号の旧道じゃないかと。
列車が走り去っていきました。
景色に似合わず、行き来する列車は結構多め。
途中で歩道が消えたので交通量多かったら大変でしたが、
車の行き来はストレスを感じない程度でした。
謎の道しるべが…と思ったら、獣道が続いていました。
こちらは頭高山への登山道とのこと。
そういう地図を見るとちゃんとコースタイムも記載されている道ですが、
木々に隠された入口を利用する人はどれだけいるんだろう?
そのまま松田町に突入。
ちょうどMSEが通過していきました。
そして、うち捨てられたように置かれていたバス停。
決して廃バス停ではなく、
現役で使用されているのですが、
バスが来るのは平日の新松田駅行き片道1本のみ。
そりゃこんな扱いになってしまう…と思うけど、そもそも使う人いるのかな?
谷間を流れる川に沿ってさらに下ると…
道の先に集落が見えてきました。
…車があまり通らないから普通に歩けたけど、
今の国道246号の交通量だったら超怖い道だったかも。
(その8へ続く)
渋沢駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。