東海道本線・武豊線全駅間歩き(豊橋-武豊・名古屋) その13・定刻以上に滞在した三河安城駅 | 駅から駅まで・旅のあしあと

駅から駅まで・旅のあしあと

鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8

 

その12からの続き

 

-三河安城(8:31着・8:55発)-

 

 

西岡崎駅から水田地帯を西へ進み、安城駅に立ち寄りました。

 

安城市街地中心部の交差点を右折。

あとは道なりまっすぐで三河安城駅のはず。

 

 

 

5分あまり進むと、周囲が住宅地に変わってきました。

 

 

 

安城駅から三河安城駅までは3kmほど。

そこまで長い距離ではありません。

 

でも、一直線の道というのは実際より長く感じてしまうもの。

いつになくGPSを見返し、新幹線の線路が見えないか確認していました。

 

 

 

歩き始めて30分弱。

遠くに新幹線が見えたと思ったら、青看にも三河安城駅の文字が。

その左側には新幹線マーク…ですが、マークに描かれた車両は団子っ鼻。

 

いや、わたしゃわかりますよ。

でも、そろそろ知らない人率高くなってると思いますよ。

 

 

 

正面に新幹線の三河安城駅が見えてきました。

 

右手の工場はアイシンの安城工場。

こちらもTOYOTA王国の一端を担う会社なんですよね。

 

 

 

そのまま進んで三河安城駅に到着。

三河安城駅は新幹線と在来線で駅舎が分かれていて、

こちらは新幹線の駅舎。

 

新幹線・在来線の駅ともに1988年に開業し、

コロナ前の1日利用者数は両者あわせて8,000人ほど。

 

 

 

新幹線の駅と在来線の駅は若干離れていて、両者は連絡通路で結ばれています。

その谷間には駅前広場やホテルも。

 

両者を行き来するためにはいったん改札を出て、入場券も買い直す必要がありますが、

せっかくですから両方見てみたいと思います。

 

 

 

まずは新幹線ホームから。

ホームは2面2線+通過線の典型的なこだま停車駅構造。

 

 

 

ホームドアもなければ、東側の一部分は庇もないので、

通過する新幹線を青空の下で拝むことができます。

 

 

 

三河安城駅はこだましか停車せず、

東海道本線と接続しているものの快速は通過するため、

近隣に住む人も名古屋や豊橋から新幹線を使う人が多いとのこと。

 

むしろ西行きの「のぞみ」に乗って、

「ただいま三河安城駅を定刻で通過いたしました。

あと9分ほどで名古屋に到着いたします。」

というアナウンスで聞く駅名として知られているという話も。

それを逆手にとった「定刻以上に滞在する」PRも行われているとか。

 

 

 

それでは在来線ホームへ行ってみましょう。

 

新幹線ホームから改札口をいったん出て、

構内と空調付き完全防備の連絡通路を歩くこと200メートルあまり。

 

 

 

こちらが在来線ホーム。

2面2線の相対式です。

 

在来線と新幹線を切り分けた正式な統計資料はありませんが、

乗り換え客を含めて1日3,000~4,000人程度は利用してそうな雰囲気です。

それでも在来線側は無人駅なのですが。

 

 

 

新幹線ホームと在来線ホーム両方回ったために、

三河安城駅には25分近く滞在しました。

 

うん、三河安城駅に定刻以上に滞在した。

 

 

 

北口の駅前通りからいったん県道298号に出て…

 

 

 

すぐに左折して緑道を見ながら西へ。

緑道の中が気になるなぁ…。

 

 

その14へ続く

 

 

安城駅周辺のGPSログ(1/25,000)です。