-三河安城(8:31着・8:55発)-
西岡崎駅から水田地帯を西へ進み、安城駅に立ち寄りました。
安城市街地中心部の交差点を右折。
あとは道なりまっすぐで三河安城駅のはず。
5分あまり進むと、周囲が住宅地に変わってきました。
安城駅から三河安城駅までは3kmほど。
そこまで長い距離ではありません。
でも、一直線の道というのは実際より長く感じてしまうもの。
いつになくGPSを見返し、新幹線の線路が見えないか確認していました。
歩き始めて30分弱。
遠くに新幹線が見えたと思ったら、青看にも三河安城駅の文字が。
その左側には新幹線マーク…ですが、マークに描かれた車両は団子っ鼻。
いや、わたしゃわかりますよ。
でも、そろそろ知らない人率高くなってると思いますよ。
正面に新幹線の三河安城駅が見えてきました。
右手の工場はアイシンの安城工場。
こちらもTOYOTA王国の一端を担う会社なんですよね。
そのまま進んで三河安城駅に到着。
三河安城駅は新幹線と在来線で駅舎が分かれていて、
こちらは新幹線の駅舎。
新幹線・在来線の駅ともに1988年に開業し、
コロナ前の1日利用者数は両者あわせて8,000人ほど。
新幹線の駅と在来線の駅は若干離れていて、両者は連絡通路で結ばれています。
その谷間には駅前広場やホテルも。
両者を行き来するためにはいったん改札を出て、入場券も買い直す必要がありますが、
せっかくですから両方見てみたいと思います。
まずは新幹線ホームから。
ホームは2面2線+通過線の典型的なこだま停車駅構造。
ホームドアもなければ、東側の一部分は庇もないので、
通過する新幹線を青空の下で拝むことができます。
三河安城駅はこだましか停車せず、
東海道本線と接続しているものの快速は通過するため、
近隣に住む人も名古屋や豊橋から新幹線を使う人が多いとのこと。
むしろ西行きの「のぞみ」に乗って、
「ただいま三河安城駅を定刻で通過いたしました。
あと9分ほどで名古屋に到着いたします。」
というアナウンスで聞く駅名として知られているという話も。
それを逆手にとった「定刻以上に滞在する」PRも行われているとか。
それでは在来線ホームへ行ってみましょう。
新幹線ホームから改札口をいったん出て、
構内と空調付き完全防備の連絡通路を歩くこと200メートルあまり。
こちらが在来線ホーム。
2面2線の相対式です。
在来線と新幹線を切り分けた正式な統計資料はありませんが、
乗り換え客を含めて1日3,000~4,000人程度は利用してそうな雰囲気です。
それでも在来線側は無人駅なのですが。
新幹線ホームと在来線ホーム両方回ったために、
三河安城駅には25分近く滞在しました。
うん、三河安城駅に定刻以上に滞在した。
北口の駅前通りからいったん県道298号に出て…
すぐに左折して緑道を見ながら西へ。
緑道の中が気になるなぁ…。
(その14へ続く)
安城駅周辺のGPSログ(1/25,000)です。