東海道本線・武豊線全駅間歩き(豊橋-武豊・名古屋) その9・相見駅から時代を貫く道へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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その8からの続き

 

-相見(16:26着・16:40発)-

 

 

幸田駅前銀座を横目に、次の駅を目指して北へ進みました。

 

幸田高校を過ぎてすぐの角を左折すると、相見の住宅地に入りました。

 

ここから先は新駅・相見駅を核とする土地区画整理事業区域。

区画整理が始まった頃はまだ相見駅の開設は決まっていませんでしたが、

駅開設が決定してから宅地化が急速に進んだそうです。

 

 

 

このあたりは全般新しい住宅地ですが、

川だけはちょっと時代が遡った感じ。

 

 

 

ヤマダ電機が見えてくれば、相見駅まであと少しです。

 

 

 

相見駅に着きました。

2012年に開業した新駅で、

開業から10年経ってもまだ新しさが感じられます。

 

コロナ前の1日利用者数は1,600人ほど。

開業から10年も経つと、周囲はだいぶん開発が進んでいます。

 

 

 

ホームは2面3線。

右側2・3番線が本線として使用されています。

 

次は今日のゴール・岡崎駅。

足の調子も特に問題ないし、このまま進めば日没までにゴールできそう。

…でも、まだ暑いな。

 

 

 

今日最後の駅間に入りました。

 

この道をまっすぐ進めるのは歩行者と自転車だけ。

車を主要道路から駅へ通り抜けさせない工夫ですね。

 

 

 

そのまま進むとポツンと鳥貴族。

 

なぜにこんなところに…と思いきや、

左後方にはショッピングモールがあります。

駐車場はショッピングモールのもの。

 

 

 

さらに進むと、県道を跨いで水田地帯に入りました。

 

一見すると何の変哲も無い水田にみえますが、

ここはあることで非常に珍しい場所だったりします。

 

 

鍵は小字。

 

 

左手の区画は小字「昭和」

右手の区画は小字「大正」なんです。

この道は時代の境目を貫いているんです。

 

昭和と大正の小字だけでなく、

近くには明治・平成という小字も存在します。

つまり、明治~平成の元号がそろっているんです。

 

土地改良が行われて生まれた新区画に元号の小字を挿入したとのこと。

まだ「令和」はないそうですが、今後の流れ次第では追加されるかも。

 

 

 

左奥の区画が小字「平成」。

 

元号の小字がここまで揃うのは珍しいんだから、

看板くらいあってもいいのに…。

 

 

 

水田地帯を北上。

 

 

 

水路のような川を渡って、さらに北へ。

 

 

 

突き当たりは幸田浄水場。

 

このあたりは水田地帯でも水が得にくいんだそうで、

隣接する揚水機場を利用して矢作川の水を取り入れているそうです。

 

 

 

境界標識はありませんが、

手前が幸田町、奥の住宅は岡崎市です。

境界とおぼしき場所で道幅も変わりました。

 

 

 

岡崎市の住宅地に入りました。

 

駅まではどれくらい距離があるんだろう?

そんなに近くはないはずだけど…。

 

 

 

幅の広い市道に入り、北へ。

住宅地に入ったけど、岡崎駅まではどれくらいあるんだろう?

 

 

その10へ続く

 

 

相見駅周辺のGPSログ(1/30,000)です。