(その3からの続き)
-銚子口(11:13着・12:00発)-
大沼流山牧場でかんじきを履いて、流山温泉駅へ向かいました。
帰りもかんじきを履いて、同じ道を通りました。
大沼流山牧場を出て、大沼沿いを走る道道まで戻りました。
次の角を右折して、銚子口駅へ向かいます。
まもなく踏切を渡りました。
そういえば、さっきJRの職員が踏切のメンテナンスやってたなぁ。
列車がしばらく通らない時間使って、電源落としてたのかな?
民家がちらほら見えてきました。
まもなく銚子口駅です。
銚子口駅に着きました。
千葉県の「銚子」とは関係無く、
駅付近の大沼の形状が「お銚子」に似ていることがその由来とのこと。
(大沼から折戸川にかけての地形の形状とも)
ちょっと早めですが、ここで昼食タイムにしました。
ホームは2面2線の相対式です。
旅客列車は1両か2両で運行されていますが、
貨物列車の追い抜きや行き違いを行うため、構内はかなり広くとられています。
この銚子口駅も2022年のダイヤ改正で廃止予定です。
ここから大沼駅や大沼公園駅までは7~8kmくらいあるはずですが、
公共交通機関を使う人自体もういないのでしょうか?
次は今日のゴール・鹿部駅です。
鉄道距離そのものは驚くほどの距離ではありませんが、
歩くと大回りを余儀なくされる駅間です。
駅前の民家は数軒ほど。
そこを過ぎると、あっという間にこんな景色です。
先ほどの道よりもややしまりが弱く、
雪道を歩いている感覚がする道でしたが、
そこまで歩きにくさはありませんでした。
しばらく進むと、下り坂が始まりました。
大沼駅から銚子口駅までは標高約130メートルの大沼湖畔を歩きましたが、
ここから標高ほぼ0メートルの鹿部市街地へ向かいます。
しばらく進むと、小さな川を渡りました。
川を渡ると、左手にホテルが見えてきました。
東大沼温泉・ホテル白樺の建物ですが、2009年から営業休止状態とのこと。
ホテルの敷地から水が流れ続けていました。
この水は多分温泉。
営業休止でも温泉は止められず、
外にかけ流し続けないといけないのかもしれません。
仕方ないけど、もったいないなぁ。
さらに進むと、アパートのような建物が見えてきましたが、
誰も住んでなさそう…。
先ほど見たホテルの職員住宅だったのかな?
そこから少し歩くと、左手にもう1軒旅館が見えました。
「留の湯」と呼ばれる温泉旅館で、江戸時代からの歴史を誇る旅館だったそうです。
こちらもコロナ禍の影響もあってか、2020年秋をもって営業を休止したそうです。
事実上廃湯となってしまった東大沼温泉。
周囲は静寂に包まれていました。
どんどん奥へ進んでいく感じですが、
この先は何が待ち構えているのでしょうか?
(その5へ続く)
銚子口駅手前から東大沼温泉先までのGPSログ(1/30,000)です。
銚子口駅からまっすぐ東へ向う道は除雪されていませんでした。
この時期は歩ける道もある程度限られます。