函館本線冬の全駅間歩き(大沼-石谷) その4・銚子口駅から静寂に包まれた東大沼温泉へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その3からの続き

 

-銚子口(11:13着・12:00発)-

 

 

大沼流山牧場でかんじきを履いて、流山温泉駅へ向かいました。

 

帰りもかんじきを履いて、同じ道を通りました。

 

 

 

大沼流山牧場を出て、大沼沿いを走る道道まで戻りました。

 

 

 

次の角を右折して、銚子口駅へ向かいます。

 

 

 

まもなく踏切を渡りました。

 

そういえば、さっきJRの職員が踏切のメンテナンスやってたなぁ。

列車がしばらく通らない時間使って、電源落としてたのかな?

 

 

 

民家がちらほら見えてきました。

まもなく銚子口駅です。

 

 

 

銚子口駅に着きました。

千葉県の「銚子」とは関係無く、

駅付近の大沼の形状が「お銚子」に似ていることがその由来とのこと。

(大沼から折戸川にかけての地形の形状とも)

 

ちょっと早めですが、ここで昼食タイムにしました。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式です。

旅客列車は1両か2両で運行されていますが、

貨物列車の追い抜きや行き違いを行うため、構内はかなり広くとられています。

 

この銚子口駅も2022年のダイヤ改正で廃止予定です。

ここから大沼駅や大沼公園駅までは7~8kmくらいあるはずですが、

公共交通機関を使う人自体もういないのでしょうか?

 

 

 

次は今日のゴール・鹿部駅です。

鉄道距離そのものは驚くほどの距離ではありませんが、

歩くと大回りを余儀なくされる駅間です。

 

 

 

駅前の民家は数軒ほど。

そこを過ぎると、あっという間にこんな景色です。

 

先ほどの道よりもややしまりが弱く、

雪道を歩いている感覚がする道でしたが、

そこまで歩きにくさはありませんでした。

 

 

 

しばらく進むと、下り坂が始まりました。

大沼駅から銚子口駅までは標高約130メートルの大沼湖畔を歩きましたが、

ここから標高ほぼ0メートルの鹿部市街地へ向かいます。

 

 

 

しばらく進むと、小さな川を渡りました。

 

 

 

川を渡ると、左手にホテルが見えてきました。

東大沼温泉・ホテル白樺の建物ですが、2009年から営業休止状態とのこと。

 

 

 

ホテルの敷地から水が流れ続けていました。

 

この水は多分温泉。

営業休止でも温泉は止められず、

外にかけ流し続けないといけないのかもしれません。

 

仕方ないけど、もったいないなぁ。

 

 

 

さらに進むと、アパートのような建物が見えてきましたが、

誰も住んでなさそう…。

 

先ほど見たホテルの職員住宅だったのかな?

 

 

 

そこから少し歩くと、左手にもう1軒旅館が見えました。

「留の湯」と呼ばれる温泉旅館で、江戸時代からの歴史を誇る旅館だったそうです。

こちらもコロナ禍の影響もあってか、2020年秋をもって営業を休止したそうです。

 

事実上廃湯となってしまった東大沼温泉。

周囲は静寂に包まれていました。

 

 

どんどん奥へ進んでいく感じですが、

この先は何が待ち構えているのでしょうか?

 

 

(その5へ続く)

 

 

銚子口駅手前から東大沼温泉先までのGPSログ(1/30,000)です。

 

銚子口駅からまっすぐ東へ向う道は除雪されていませんでした。

この時期は歩ける道もある程度限られます。