東北本線全駅間歩き5(宇都宮-黒磯) その12・扇状地を突き抜ける水無川 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その11からの続き

 

-西那須野(11:05発)-

 

 

開拓地の雰囲気が残る農地を見ながら、西那須野駅にたどり着きました。

 

次の駅へ向かいます。

西口から出て、駅前通りを歩いてみました。

 

電線も地中に埋められ、スッキリとした通りですね。

なんだかスッキリし過ぎてる感もありますが。

 

 

 

まっすぐ国道に出ても単調と思い、途中で右折してみました。

 

 

 

しばらく住宅地が続きましたが、時々まとまった農地も見かけました。

 

 

 

ほとんど散ってしまった桜…でしょうか。

もうちょっと早い時期に歩いていたら、綺麗だったのかな?

 

…というか、

今年が早すぎるだけで、

本来は今くらいがちょうど良いはず。

 

 

 

スポーツプラザの前を通過。

 

民設の運動公園?

それともネーミングライツ??

体育館がワクチンの接種会場に使われているというのが、この御時世らしい。

 

 

 

左側が大きく開けました。

どうやら市街地を抜けたようです。

 

 

 

地形図を見ると水田地帯のような描かれ方ですが、

畑も結構混じってるような気がするのですが…。

 

 

 

用水路上に設けられた石灯籠。

こういう構造物は江戸時代のものと勝手にイメージしてしまいますが、

明治以降でも、用水路を管理する目的で設けられたりしたんだろうか?

 

用水路があるってことは、やっぱり水田か…。

 

 

 

右手に小学校を見つつ、国道へ。

 

 

 

国道4号に合流しました。

片側一車線ですが、交通量の多さは相変わらず。

大型車も頻繁に通り、静かな道から合流すると車の音が気になります。

 

 

 

周囲はのどかな農村風景ですが、

道路だけは賑やかです。

 

 

 

蛇尾川を渡りました。

地図では広い川が描かれていますが、

ご覧の通り、全く水が流れていませんでした。

 

蛇尾川は水無川として知られているそうです。

水無川とは文字通り水が流れていない河川のことで、扇状地によく見られます。

こういった川の中流域では水が地中に潜り込んでしまうため、

洪水の時でもないと川の流れはありません。

 

 

 

橋を渡っても、国道は一直線に続いていました。

 

 

 

ブリヂストンの工場前を通過。

端から端まで歩くのに10分かかるほどの大工場ですが、

そんな大工場が線路の反対側にもうひとつあります。

 

 

 

ようやく新幹線の高架が間近に見えてきたところで

小さな川を渡りました。

 

この川も水無川。

手前に見える水路からようやく水が復活していました。

 

 

その12へ続く

 

 

西那須野駅から那須塩原駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。

 

駅から直接国道4号に向かうのがわかりやすいですが、

今回も景色の変化を求めて、蛇尾川を渡る手前まで国道に合流しないで歩きました。