-西那須野(11:05発)-
開拓地の雰囲気が残る農地を見ながら、西那須野駅にたどり着きました。
次の駅へ向かいます。
西口から出て、駅前通りを歩いてみました。
電線も地中に埋められ、スッキリとした通りですね。
なんだかスッキリし過ぎてる感もありますが。
まっすぐ国道に出ても単調と思い、途中で右折してみました。
しばらく住宅地が続きましたが、時々まとまった農地も見かけました。
ほとんど散ってしまった桜…でしょうか。
もうちょっと早い時期に歩いていたら、綺麗だったのかな?
…というか、
今年が早すぎるだけで、
本来は今くらいがちょうど良いはず。
スポーツプラザの前を通過。
民設の運動公園?
それともネーミングライツ??
体育館がワクチンの接種会場に使われているというのが、この御時世らしい。
左側が大きく開けました。
どうやら市街地を抜けたようです。
地形図を見ると水田地帯のような描かれ方ですが、
畑も結構混じってるような気がするのですが…。
用水路上に設けられた石灯籠。
こういう構造物は江戸時代のものと勝手にイメージしてしまいますが、
明治以降でも、用水路を管理する目的で設けられたりしたんだろうか?
用水路があるってことは、やっぱり水田か…。
右手に小学校を見つつ、国道へ。
国道4号に合流しました。
片側一車線ですが、交通量の多さは相変わらず。
大型車も頻繁に通り、静かな道から合流すると車の音が気になります。
周囲はのどかな農村風景ですが、
道路だけは賑やかです。
蛇尾川を渡りました。
地図では広い川が描かれていますが、
ご覧の通り、全く水が流れていませんでした。
蛇尾川は水無川として知られているそうです。
水無川とは文字通り水が流れていない河川のことで、扇状地によく見られます。
こういった川の中流域では水が地中に潜り込んでしまうため、
洪水の時でもないと川の流れはありません。
橋を渡っても、国道は一直線に続いていました。
ブリヂストンの工場前を通過。
端から端まで歩くのに10分かかるほどの大工場ですが、
そんな大工場が線路の反対側にもうひとつあります。
ようやく新幹線の高架が間近に見えてきたところで
小さな川を渡りました。
この川も水無川。
手前に見える水路からようやく水が復活していました。
(その12へ続く)
西那須野駅から那須塩原駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。
駅から直接国道4号に向かうのがわかりやすいですが、
今回も景色の変化を求めて、蛇尾川を渡る手前まで国道に合流しないで歩きました。