東北本線全駅間歩き5(宇都宮-黒磯) その11・昔は開拓地だった西那須野へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

駅から駅まで・旅のあしあと

鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
X(Twitter)アカウント:@Oaksky8

 

その10からの続き

 

-西那須野(10:51着)-

 

 

野崎駅に立ち寄り、国道4号へ向かっています。

 

国道4号に合流してまもなく、こんなお店を見かけました。

入口には懐かしい看板に、どういうわけか踏切で見かける特殊発光信号機も。

 

昭和な雰囲気が気になったので、

ちょっと店内に入ってみることにしました。

 

 

 

店内は自動販売機ばかり建ち並ぶ無人ドライブイン。

中に並べられていた自動販売機の多くは意外と珍しくなかったのですが、

カップラーメンの自動販売機はあまり見かけなくなりましたよね。

左側のビデオ&本の自動販売機も平成初頭まで時々見かけたような…。

 

 

奥に見える「きつねうどん」の看板があるということは、

昔はここにもウワサの「うどん自動販売機」もあったのかな?

あれは今壊れると修理がきかないと聞きましたが…。

 

 

 

ここが大田原市と那須塩原市の市境。

国道は直進ですが、今回は右折して斜め右方向に。

 

 

 

市道に入り交通量が減りましたが、

ここにも幅の広い歩道が設けられていました。

 

 

 

このあたりは平成の大合併前、

西那須野町と名乗っていました。

 

町域の大部分はもともと開拓地で、

明治以前はほとんど人が住んでいなかったそうですが、

開拓によって急速に発展したそうです。

 

 

 

まっすぐどこまでも続く道路と田畑も開拓地ゆえでしょうか?

 

 

 

高原というには気が早いと思いますが、

そんな感じがする風景ですよね。

 

 

 

ひたすら歩くこと30分あまり。

東北新幹線の高架が見えてきました。

 

 

 

線路と並走している県道に合流しました。

同時に市街地に入ったからか、歩道が無くなってしまいました。

 

そこそこ車がやってくるから、気が抜けない。

 

 

 

左手の建物は那須塩原市役所西那須野支所。

歩道も復活し、ここまで来れば駅まであと少しです。

 

 

 

西那須野駅に着きました。

大田原市街地や塩原温泉への玄関口として

昔から急行や一部の特急が停車していました。

 

大田原市街地方面へは東野鉄道が東側から発着していましたが、

1968年に廃止されました。

 

 

 

ホームは2面2線。

ここもかつては2面3線…さらに昔はもっとホームがあったようですが。

 

 

 

ホームをよく見ると、土台の石積みが明らかに違う場所がありました。

その左隣には「指差確認」という言葉が見えます。

 

現在、ホーム間は橋上駅舎と一体化した跨線橋で移動しますが、

かつては地上移動だったそうで、先に触れた東野鉄道線のホームまで繋がっていたそうです。

 

 

残すはあと2駅間ですが、時刻はまだ11時前。

昼食は次の駅で食べたいと思います。

 

 

その12へ続く

 

 

野崎駅先から西那須野駅手前までのGPSログ(1/35,000)です。

ここから先は新幹線と在来線が完全に併走します。