(その1からの続き)
-東我孫子(7:28着・7:35発)-
手賀沼を離れ、いよいよ東我孫子駅へ向かいます。
手賀沼沿いを走る市道から脇道に入りました。
その脇道を少し歩くと、丘を登る階段が現れました。
丘の足下には湧き水と思しき水たまりが。
ここは台地の境界ですから…
高低差は20メートルほど。
丘の上は公園でしたが、振り返るとこんな感じ。
…もっと手賀沼が見えると思ったのに。
そのまま北へ進んで、国道356号に合流しました。
5分あまり歩いて、東我孫子駅へのアプローチ路へ。
東我孫子駅ができた時に作られた道かなと思っていたら、
その脇にこんなものがありました。
一里塚です。
この道は成田街道(銚子街道)の旧道だったようですね。
店舗もポツポツ見かけましたが、
駅の近くまで歩いてきても駅前商店街のような雰囲気はありませんでした。
そうこうしているうちに左手に駅のホームが現れました。
しかし、ホームが見えても入口はありませんでした。
どうやら駅の入口を通り過ぎてしまっていたようです。
この道の突き当たりまで行けば駅という雰囲気だったのに…。
実際、元々はこの突き当たりに駅の入口があったそうですが、
現在はこの後方で左に折れなければいけません。
正しい道に入って、東我孫子駅に着きました。
ホームは2面2線の変則相対式。
1番線には屋根が全くありません。
雰囲気的に信号場上がりの駅かなと思ったら、
実際、1950年の開業までは信号場だったそうです。
少し暑くなってきたので、上着を脱ぎました。
上着を脱ぐと半袖。ちょっとひんやりした感じです。
というわけで、次の駅へ。
東我孫子駅の出入口は我孫子側の端にあるため、
成田側のホーム端までが地味に長い…。
再び国道356号に合流しました。
まもなく緩やかな登り坂が始まりました。
丸いガスタンクは遠くからも目立ちますね。
湖北台団地入口交差点を右折。
並木道の住宅地が始まりました。
成田線をくぐると、再び登り坂に。
周囲は相変わらず住宅地。
そのまま進むと団地が現れました。
これが湖北台団地です。
入居開始は1970年、ちょうどニュータウンがブームとなっている時期です。
東京から多少遠くても、夢のマイホームだったんでしょうね。
(その3へ続く)
東我孫子駅手前から湖北駅手前までのGPSログ(1/32,000)です。
今回はすぐに国道に合流しましたが、
駅から南へ進み、ゴルフクラブの北端を通って団地に出ることもできるようです。