東海道本線全駅間歩き2(品川-東戸塚) その2・川崎市内が長い西回り | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その1からの続き

 

 

-蒲田(8:45着・9:00発)-川崎(10:15着)-

 

 

環七通りに出て、少し東に進みました。

 

 

 

東邦医大通りに入りました。

住宅地を貫く、ほぼ一直線の道をしばらく歩きました。

 

 

 

通りの名前にもなってる東邦医大を通過しました。

 

 

 

梅屋敷通りを横切ってもなお、一直線の道が続きました。

 

 

 

ようやく蒲田駅が近づいてきました。

道の先には背の高い建物が見えてきました。

 

 

 

呑川を渡ったところで右折しました。

このあたりは京急蒲田駅とJR蒲田駅の中間地点です。

両者を行き来する人も多いそうですが、このとき人通りはそれほど多くありませんでした。

 

 

 

今回向かうのは、もちろんJRの蒲田駅です。

この突き当たりが蒲田駅です。

 

 

 

蒲田駅に到着しました。

駅ビルの雰囲気は、なんとなく池袋駅に似ています。

 

 

 

JRのホームは2面3線です。

真ん中の線路には、主に蒲田駅を始発・終着とする列車が発着します。

 

蒲田駅の発車メロディは「蒲田行進曲」。

大井町駅より遅いとはいえ、ご当地メロディとしては早くに導入された駅のひとつです。

両方面とも短調なので、地元の人に言わせると鬱な曲なんだとか。

ホーム階段での「階段落ち」は危険なのでやめてくださいね。

 

 

後半の行動時間を確保するべく、

ここでも休憩は手短にして、先を急ぎました。

 

 

 

JRの次駅は川崎駅です。

併走する京急には、間に駅が2つあるというのに。

 

まずは駅前の通りを南へ下りました。

 

 

 

京急線を歩いた時は六郷橋で多摩川を越えましたが、

今回は多摩川大橋で越えたいと思います。

 

多摩川大橋は線路の北西にあるので、

駅南側の跨線橋を渡って線路の西側へ渡りました。

 

 

 

まっすぐに伸びる東海道本線の線路。

右側にカーブしている線路は、蒲田の車両基地へ向かう引き込み線です。

 

 

 

線路を渡ってすぐ左に曲がり、車両基地の方向へ歩いてみました。

 

京浜東北線の車両基地は南浦和や東十条などにもありますが、

他の線路などに邪魔されて、止まっている電車の姿がよく見えませんでした。

今回は車両基地のすぐ真横まで行くことができました。

 

 

 

平日なら電車がほとんど出払っているはずの時間ですが、

今日は多くの電車が休憩中でした。

 

 

 

大田区は東京を代表する銭湯天国。

区内だけで40以上の銭湯が現存するそうです。

 

…といいつつ、

この銭湯はコインランドリーだけの営業という張り紙が出ていました。

銭湯ブームといわれている中でも、経営は厳しいんですね。

 

 

 

住宅地を西へ向かって歩きました。

 

 

 

思ったよりも早く、多摩川大橋にさしかかりました。

この橋を渡った先は神奈川県です。

 

 

 

六郷橋から川崎駅まではそう遠くない距離ですが、

多摩川大橋から川崎駅までは結構な距離があります。

ここからがこの区間の本番といえるくらいです。

 

左手にゴルフ練習場と競走馬の訓練コースを見ながら多摩川を下りました。

 

 

 

細長いポールにケーブルが張られた構造物が見えてきましたが、

これはラジオの送信所なんだそうです。

 

 

 

堤防を10分弱下ってきたところで、

ようやく左奥にJRの鉄橋が見えてきました。

 

川崎駅はまだまだ先のようです。

 

 

 

堤防を下り、川沿いの車道を進みました。

 

 

 

さいわい緑道に入りました。

 

ここには南武鉄道(南武線)の貨物駅・川崎河岸駅があったそうです。

矢向駅から川崎河岸駅に至る貨物線は1972年に廃止され、

線路跡は現在、緑道として整備されています。

 

 

 

緑道から南へ下ると、細い路地の住宅街に入りました。

行き止まりじゃないといいのですが…。

 

 

 

さらに南へ下ると景色が一変しました。

広い歩道と車道を備えた道路に沿って、新しいマンションが建ち並んでいました。

東芝工場跡地の再開発地区にさしかかったようです。

 

 

 

次の角を左に曲がれば川崎駅です。

高層ビルが林立する姿は、150万都市にふさわしい姿と言えます。

 

他の地域で150万都市なら、もう何県をも代表する大都市ですが、

ここでは東京と横浜に挟まれて、肩が狭い思いをしているかもしれませんね。

 

 

その3へ続く

 

 

大森駅先から川崎駅までのGPSログ(1/54,000)です。

このあたりの旧東海道は国道15号(第一京浜)に沿っていますし、

そちらを通る方が距離も短いのですが、敢えて西回りで歩いています。