卵巣腫瘍摘出手術を受けました④~手術当日 更に・・・~ | かよこの小さな庭

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横浜市に新築したばかりの家の小さな庭を、1からもくもくといじり始め、スローペースにガーデニングを楽しんでいます。
時々DIYに挑戦してみたり、ハンドメイドをしたりもします。
そんな日々のことや、その他雑多なことをマイペースに綴っているブログです。

こんにちは~


花粉が本格的に飛び始めましたね(>_<;)

花粉症で術後の私には

恐怖以外の何物でもありません・・・。

特に今日なんて

雨上がりで強風・・・。

怖くて換気もできません。。


今のところは

マスク・目薬・花粉対策のメントールキャンディーで

ある程度は抑えることができていますが

それでもたまにくしゃみが出そうになります。


くしゃみが出そうになると

片手で鼻をつまみ、息を止めて、

前傾姿勢をとり、もう片方の手でお腹を少し強めに押さえる。


こうすることで

うまくいけばくしゃみを抑えることができ、

万が一くしゃみが出てしまっても

その勢いと痛みを多少軽減できるということを習得しました。


が、しかし、

それでも失敗する時があります。


外にいる時は

この体制を満足に取ることがなかなかできないのです。

コートを着ているとお腹をおさえづらいのです。


突然鼻をつまんで

前かがみになってお腹を押さえ、

中途半端な変なくしゃみをして

その後、苦虫をかみつぶしたような表情で

ヨロヨロしているアラサー女がいたら

きっとそれは私でしょう。


毎年、くしゃみが出続けて

ストレスに感じていましたが

くしゃみすら満足にできない今の私は

『思いっきりくしゃみがしたい!!』とすら思います。


いつもはなるべく薬は飲まないようにしているのですが、

今年だけは薬の力を借りてしまおうかな・・・。





さて、本日は手術当日について書きたいと思います。


起床は6時。

前日21時から食べることは禁止されていたので

朝食はなし。

飲むことはAM11:00までOKと言われていました。


これは、全身麻酔を行うにあたって

胃の内容物が気管や肺に入ってしまうと非常に危険なため、

予め胃を空っぽにしておくのだそうです。




検温&洗面後、ベテラン看護師さんが来て

『浣腸するからこっちへ来て』と。。

やだなぁと思いながらついて行くと、

空いていた個室をこっそり使わせてくれました。

おかげで人目を気にすることなく

その日の第一関門を無事に(?)クリア。


他の方のブログを読んでいたら

『出したものは流さずに看護師さんのチェックを受ける』

と複数の方が書かれていたので心配していましたが

それはなく、ホッとしました(笑)。



その後、手術着に着替えて手術前診察を受けました。


すると・・・


先生が

『子宮の内膜がかなり厚いです。
 
 これがあると避妊具のような作用をしてしまって

 今後妊娠しづらくなります。

 せっかくこれから手術をするので

 これも一緒に取る手術をやっちゃいましょうか?』

と、なんとも予想外のことを・・・。


どうやら

紹介状に卵巣のことが書いてあったので

卵巣は注視していたものの

子宮はノーマークだったそうです。。


その手術とは流産手術と同じで

子宮内膜の組織を

スプーンのようなもので掻きだすのだそうです。


後から調べたところによると

“子宮内掻爬(そうは)術”というのだとか。


その手術を受けることによって

他に悪影響はないかを聞いてみたら

ないとのことでしたので

一緒に受けることにしました。



突然言われたので動揺しましたが

ともあれ、

手術の前にそれがわかっただけでもよかったのかもしれません。

そのことで再入院・手術なんてもちろん嫌なので。



そして、その手術を受ける為の前処置を受けました。


手術時に器具を入れるために

子宮口を開かせないといけないそうで、

開かせる為の棒を入れると説明されました。


今入れておけば

その棒が手術の時間までに次第に膨らんでいって

子宮口が手術用器具を入れられる大きさにまで広がるのだそう。

(後で調べてみましたが、この棒は“ラミナリア”というものだったのではないかと思います。)



・・・が、

これがとんでもなく激痛!!!!


出産経験のない私は子宮口ががっちりと閉じていて

なかなか入らない・・・。。


あまりの痛みに叫ぶこともできませんでしたが、

痛いことは訴えなくてはと思ったものの、

うなることが精一杯。


一旦落ち着いたので

やっと終わったかと思いきや

先生が

『大きくなりすぎた卵巣が子宮を上から抑えつけているようになっていて

 子宮が前屈したような、“く”の字になっているんです。
 
 この棒を中に入れようにもこれ以上入らないので
 
 ちょっと子宮を下に引っ張ります』

と・・・。


ええぇー!?!?

と混乱している間もなく

チクッとした痛みが走り

その後また激痛が続く・・・。



痛すぎて足がガクガク震え

『早く終わってくれ!!!!』

とひたすら思うだけの中で

看護師さんが手を握っていてくれたことがせめてもの救いでした。



やっと、やっと終わって

我に返ると

汗をびっしょりとかいていて

固ーくつぶっていた目からは

涙が出ていました。



今思うと

今回の入院・手術の中で

この処置が一番痛かったです・・・。


その後、先生が先ほど言っていたことを

図に描いて説明してくれました。


8cmになった右の卵巣が子宮の上にドンと乗っかり、

子宮が押しつぶされて前に折れ曲がったような形になっていたので、

子宮を下に引っ張り、少しまっすぐにしてから棒をなんとか入れたのだそうです。


この説明を聞いている間も

痛みのショックが大きくて足の震えは止まらず、

抑えようと思ってもだめでした。


あまり精神的に不安定になることはない方なのですが

この時は自分でもおかしくなってるなとはっきりわかりました。


病室に戻ってからも半ば放心したまま

『なんでこんなに痛い思いばかりしなくちゃいけないんだろう・・・』

と被害妄想に駆られていました。



でもなんとかだんだん冷静になっていき、

平常心を取り戻したところに

手術の付き添いをお願いしていた妹が到着。

たわいもない話をいつも通りベラベラしていたら、

大分気が紛れました。


手術開始予定は14時。

手術時間は、当初1.5時間と言われていましたが、

手術が追加となった為、2時間位になるだろうと言われました。


13:30に最終トイレに行き、

T字帯(マジックテープがついた紙の下着)を着用し、

14時直前に、迎えに来てくれた病棟の看護師さんと妹と共に

歩いて手術室へと向かいました。



手術室の前で病棟の看護師さんと妹とはお別れで

ドアが開いた先は手術室の廊下(?)のようなところでした。


そこには前日に挨拶に来てくれた看護師さんがいて、

『昨日ご挨拶に伺った○○です!』

と、笑顔で迎えてくれました。


前日に説明に来てくれた麻酔科の先生もいて

『昨日はどうも!』と、こちらも笑顔を向けてくれました。


手術前の緊張している状態の時に

顔見知りの人が笑顔でいてくれるって

かなり安心するものですね。


その他のスタッフの方々も挨拶をして下さり、

その中には私よりも歳下と思われる若い男性の看護師さんもいて、

帽子を被せてくれました。

『婦人科の手術に男性の看護師さんがつくのか…』

と、正直なところ少し戸惑いました。


その後、氏名・生年月日・年齢などの確認をし、

目の前のドアがウィーンと開くと、

そこには青や緑の手術着を着た人がたくさんいて

少し圧倒されました。


それに気がついたのか、麻酔科の先生が

『みんな関係ない人達ばかりだから気にしなくていいですよ~』

と冗談ぽく言ってくれたので、少し気持ちが和みました。



いよいよ手術室に入ると、

機材のようなものがたくさん置かれている中心に

幅の狭いベッドがあり、

そこへ落ちないように気をつけて横になるよう言われました。



そこから看護師さん達がテキパキと

あらゆる装置をつけてくれるのがわかりました。


私は大きな円盤にたくさんライトがついた手術用のライトを見ながら

『あ~、テレビで見たことがあるライトだ~…』

とぼけーっとしていると、

『はい、タオルかけまーす』

と身体の上にタオルがかかり

『では手術着脱ぎまーす』

と、先ほどの若い男性看護師が腕を持ち、

『腕抜きまーす』

と・・・。。


『ちょちょちょちょっときみきみ!!』

と思っているとあっという間に背中から手術着が抜き取られ、

『はい、では酸素マスクつけますね~』

とカパッと口元にマスクを付けられ、

『大きく深呼吸して下さーい』

と言われ深呼吸を繰り返しました。


そこから記憶がありません。


気が付いたら病室のベッドでした。



今日はここまでにしておきます。


ではまた!