昨日はイチロー選手の200本安打 8年連続のインタビューの記事を載せましたが
イチロー選手は、昨年末のプロフェッショナル 仕事の流儀の中で、こんなことをいっています。
しかし、「首位打者は、取って当然」この期待が重圧となってイチロー選手にのしかかります。
「来年も頑張って」と言われる度に、背筋が寒くなり、毎年バッティングフォームを変えるなど、
追い立てられるように打撃の改良に取り組むうちに、気が付いたら、
好きだった野球が全く楽しめなくなっていた、といいます。精神的に追い込まれ、
食事の最中に呼吸が苦しくなったり、試合中に気持ち悪くなることもあるとも。
そんなイチロー選手が2007年、決意をしたのは、
「重圧にただ耐えるのではなく、正面から重圧と向き合う」ことでした。
プレッシャーはかかる。どうしたってかかる。逃げられない。
だからもう、かけよう、と、今年そこをテーマに僕はしたわけ。それがきたら、
それから逃げない、と。俺は。
茂木:メジャーで、これだけもう歴史に残る偉業を達成しながら、
なぜ、なおもその先を追及することが出来るんですか?シスラーの記録、抜いちゃったんですよ。
イチロー:そんなの関係ないですよ。
茂木:関係ない!?
イチロー:はい。僕の達成感の問題ですから、これは。
茂木 :達成感はまだ充分じゃないんですか?
イチロー :つか、ないんですよ、ほとんど。
茂木 :えぇっ!ない?じゃ、何を見ているんですか、一体その先に?
イチロー:分かんないです、これ。見えないから出来るんですよ。
住吉:じゃあ、ずーっと、こう、走って何かを探って、正面には何か光る星があるんですか?
イチロー:光る星をイメージはしてますけれども、真っ暗ですね。
住吉:真っ暗……?
イチロー:真っっっ暗ですよ。でも、
もがいて苦しんでいると光が見えてくると僕は信じています。
何にもなく、「まぁ、いつか、光が見えるわ」って思ってたら、一生見えないと思います。
こんな歌を思い出しました。
越なばと 思いし峰に 来てみれば
なお行き先は 山路なりけり