「色は匂へど 散りぬるを」・・仏典の諸行無常をもとにしていると言われています。
花は咲き誇っていても、やがて必ず散ってしまうように
どんな幸せも続かない。
昨日から、「幸せ」という字の由来についてクイズ形式で
紹介しています。
「幸」という字はある道具の象形文字なのです。
▲
ll
▼
が
土
ll
干
となって
幸
となったそうですが
さて
▲
ll
▼
は?
答えは
手枷(今で言う手錠)でした。
えっ、手錠が幸せ・・・
というと危ない世界を連想するのは私だけでしょうか??
手枷というと中国の昔の拷問(刑罰)の道具でした。
足かせ、首かせ、胴かせ、など、いろいろあるなかで一番、緩いのが
手かせでしたので、「ああ、ほかのと比べれば手枷のほうがましだな、
しあわせだな」
という意味で、幸(手枷)が”しあわせ”を意味するようになったそうですね。
これは私たちの幸福の本質をとらえていると思います。
私たちの幸福は、比べてはじめて喜べるものではないでしょうか?
厳しい受験競争を突破して、希望の大学に合格した喜びといっても、
その裏には、不合格になった人たちがいてのことでしょう。
受ければ誰でも合格する試験なら、頑張って合格した喜びは出てくるはずはありません。
今月から、キミの給料を2倍にするといわれると大喜びでしょうか、
キミ以外の社員は3倍だといわれると、とたんに喜べなくなってしまいます。
同期の中で自分だけ昇進すれば、これはうれしいかもしれません。
しかし、みんなが一律に昇進ならば、たいした喜びはおきないでしょう。
お金、財産、出世、名声・・といっても周りと比べて、おれの方がましだな
と喜んでいることが分かります。
もちろん、他人と比べてばかりではないという声も聞こえてきますが、
比べているのはなにも、周りの人だけではありません。
過去の自分と比べてもいるのです。
昔は、何にも取り柄のない自分だと思っていたけど
今は、頑張って、たくさんの資格をとった。
昔は人付き合いが苦手だったけど、今は、たくさんの友達に
恵まれた。
過去の自分と比較して満足しているといえます。
比べてはじめて喜べる「幸せ」には
やはり、本当の安心や満足はないでしょう。
自分よりも友達のほうが先に出世した。
隣のおうちは車を新車に買い換えたそうよ。
○○さんのおうちの子供さん、学校で一番成績が優秀なんだって
○○ちゃんに彼氏ができたんだって、ええ、抜けがけ!?
なんて聞くと急に不安になります。
かわりどうし(諸行無常)のものに建てた幸せは
ちょっとしたことで崩れてしまいます。
そんな幸せの本質が、幸せの字の由来になっていると思います。
親鸞聖人が
「みな人よ、心を弘誓の仏地にたてよ」(教行信証)
と仰った御心が知らされます。
【編集こーき】
みなさん、字の由来分かりましたか?
絵がよけい紛らわしかったかもしれませんね。
昨日から、ブログのジャンルを学び、教育にしました。
ランクが位置からやり直しですが、トップをめざします。
みなさんよろしく!!