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花農家オーク・リーフの栽培日記「はなやなはなし」

ここは房総半島のほぼ中央部、千葉県長柄町(ながらまち)。鉢花栽培農家「オーク・リーフ」が日々、花の世話に追われる毎日を綴った栽培日記…

街の花屋さんの店頭には
もうかなり以前からポインセチアを見かけるようになっていますが、
我がハウスのポインセチア達も
遅まきながら着色を進めていることろです。

ポインセチアタワー9号・ホワイト▲高さ1メートルのタワー9号・ホワイト、奥には同じくレッドが見える

以前、市場出荷が主体の頃は
11月に入るとまもなく出荷が始まり、
11月中には六割程度出荷を済ませるのが目標でした。
市場に品物が集中する12月を避けるためです。
本格的な需要期は12月ですが
それ以上にポインセチアで市場が溢れるからです。

ポインセチアタワー7号
▲高さ70cmのタワー7号・レッド


しかし昨今、通販を主な販売形態としている
我が「オーク・リーフ」ではそうは行きません。
ピークの12月中旬をはさんで、
11月中旬からクリスマス直前まで受注・発送が続くからです。
長い出荷期間、花をベストの状態で出荷するためには
工夫・気苦労も大抵ではありません。

ポインセチアスタンド6号

▲頭が赤くなってきた高さ70cmの「スタンド6号」、足元の「グレコマ」もこんもり茂って来ました。


ともかく本格的な出荷を控え臨戦態勢に入りつつある
オーク・リーフの今日この頃でした・・・

ポインセチアの手入れ▲スタンド6号の最後の仕上げ、幹を削って滑らかにします。
細かいところまで気配りするのが「オーク・リーフ」の心情。


来年春に出荷する「シザンサス」の移植を始めました。
シザンサスはナス科の植物でとても艶やかな美しい花です。
ナス科の植物にはきれいな花が多いんですよ。

シザンサスの苗

上は育苗トレー(プラグトレー)で育ててきた苗ですが、
移植がちょっと遅れたため下の葉が黄ばんでいます。
シザンサスはどうやら「根詰まり」に弱いようです。

これがシザンサスの花です。
5号鉢で出荷ですがその前に3号鉢に移植します。
いきなり5号鉢に植えると出荷前に根詰まりするからです。

シザンサスの移植

前々回カーネーションの定植作業で紹介した特製「穴あけマシーン」を使い
用土を詰めたポットに穴をあけておきます。
あとは苗をトレーから抜いて、穴に挿し込むだけです。
シザンサスのお花はこちらをどうぞ→製品





今回は鉢物農家の宿命である「用土(培養土)作り」をご紹介したいと思います。
我々鉢物栽培農家は鉢植えを栽培・出荷しております(当然過ぎますね)。
つまり、植物と鉢と用土をセットで販売しているわけです。
従って他の農家と大きく異なる点は、
年がら年中用土作りに明け暮れているわけです。
もっとも、今では出来合いの培養土を使っている農家もだいぶ増えていますが。

「出来合いの培養土」だって?
農家が土を買っていたらお金がかかって大変だとお思いでしょうね。

10年ほど前だったでしょうか、
実は私も何種類か試してみました。
培養土作りには高価な機械装置がいくつか必要です。
ひとつ100万円から数百万円しますし
そしていろんな材料・肥料をそれぞれ決めた分量で配合し、
均等に混ぜ合わせた後
最後に消毒層に投入して蒸気消毒するのです。
この手間と材料代、機械装置の償却費を考えると
いつでも誰でも袋を切ってすぐ使える出来合いの用土の方が、
よっぽど効率的で経済的と思ったからです。

培養土作り、切り返し

写真はバケットで用土を切り返して均一に混ぜている様子です。

次回に続く…



今年もオランダから状態の良いかすみ草の苗が届きましたので、
早速来年
の母の日に向けて植え付け(定植)を始めました。

まず、10.5cmのポリポットに培養土をいれ、
水をたっぷり上げてから植え穴をあけます。
これには電動歯ブラシを改良して作った「穴あけマシーン」を使います。
結構タフな代物でなかなか壊れないので
だいぶ年期が入っています。


穴が開いたら後は苗を差し込むだけ、
いたって簡単なものです。

来年の母の日までちょうど半年のお世話が始まります。
その様子を逐次ご報告できると良いのですが、
なにせ飽き性なもので・・・

カーネーションの苗がはるばるオランダから到着しました。
今年もいい苗です、早速10.5㎝ポットに植付けしました。
「植付け」といってもポットに培養土を入れ水をたっぷりやり、
植穴をあけて挿し込むだけですけど…
来年の母の日の鉢植えプレゼントとして如何でしょうか?

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