BWV1009全曲録音プロジェクトは少し間が空いたが、第4弾は第6曲のGigueを録音した。
この曲はクラシックギターでは録音したことがあるがバロックリュートでは何故か初めて。
リュートで弾くほうが楽な曲も結構あるのだが、この曲はギターのほうが楽だったと思う。

https://youtu.be/WRMwzTVf2PE


4月21日のCDリリースに先立って演奏を聴くことが出来た。

以下、「前作」は「BACH ON THE LUTE 1-4(1993-1996)」を、「今回」は「BACH ON THE LUTE 5-6(2022)」を指す。この間30年近くの歳月が経過している。

CD収録曲
 前作は、無伴奏チェロ組曲(BWV1007-1012)と無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータ(BWV1001-1006)のリュート版
 今回は、Bachのリュート作品とされているBWV995,996,997,998,999,1000,1006a 他

楽器について
 前作が、Thomas Neitzert 1986のジャーマンテオルボ、今回は、Lars Jönssonのバスライダータイプ。
 弦は写真から推測すると、前作では、高音がナイロン、フロロカーボン、低音は巻弦という当時主流の弦と思われる。
 今回は、高音はAquila社のナイルガット弦、低音もAquila社のCD弦と思われる。

音色について
 前作では低音弦が巻弦だったので残響時間が長いが、今回はCD弦なのでガット弦に近い自然な感じの低音が聴ける。
 今回は高音についてもナイルガット主体と思われガット弦に近い音が聴ける。

演奏について
 予想に違わず素晴らしいもので従来からの巧みなテンポの揺らぎによる繊細な表現が健在。
 前作では若干派手と思われるアーティキュレーションで、聴けばNigelの演奏とすぐ分かった。
 今回は円熟味を加えてこれぞBACHという域に。逆に誰の演奏かは聴いただけでは分からなくなった。

テンポについて
 同等の曲であるBWV1000,BWV995,BWV1006aの13曲について演奏時間をもとにテンポを比較してみた。
 (BWV1000はBWV1001のFugueよりも2小節多いが、無視できる程度)
 BWV995のSarabandeとBWV1006aのLoure以外は、以前の演奏に比べてテンポが0.8~0.93倍と遅くなっている。
 Sarabandeはベルリンの壁が崩壊した時にロストロポーヴィチが弾いた曲だが少し速くなっている。Loureは同テンポ。

 前作の演奏は結構速くそれが非常に刺激的で大きな魅力にもなっていた。
 今回の演奏は自然なテンポで気持ちよく聴くことが出来る。
 指揮者の場合でもよくある傾向だが年齢を重ねて円熟の境地に至りじっくりと聴かせるべくテンポも遅めでと。

録音について
 今回は、最新の機器と技術で行われたと思われ非常にクリアだがマイルドさも感じる優秀なもの。
 楽器の大きさや距離感も好ましく表現されている。

 私はBWV1001-1006やBWV1007-1012のトランスクリプションが好きでBWV995-1006aはあまり弾いてなかった。しかしながら今回の演奏を聴いて少し勉強してみようかという気になった。

 

BWV1009全曲録音プロジェクトだが、第3弾は第4曲のSarabandeを録音した。
まだ音楽部屋は寒くて指が速く動きにくいのでゆっくりした曲を先にもってきた次第。
残りは3曲は、クーラント、ブーレ、ジーグという速い曲ばかりになってしまったが。。

https://youtu.be/ICTWwaAGIbc

 新年から始めたBWV1009全曲録音プロジェクトだが、正月のAllemandeに続いて第1曲のPreludeを録音した。
Allemandeと順番が逆になったが、順に聴いてみると自然につながって聴こえたのでまあ良いかな。。

https://youtu.be/jW-yoTlYPM0

 プレリュードは9年前に録音していたが、今聞き直してみると隔世の感がある。
低音が巻弦だったので残響が長すぎて聴きずらいが今よりずっと速いテンポで弾いていた。やはり当時のほうが指が良く動いていたのだろう。もう一つは、当時メトロノームのように一定のテンポで弾いていたから速い。
 今は、最初はメトロノームで弾けるまで練習し、その後は自分のアーティキュレーション、フレージングで練習を重ねるだけ。

 でも今でもよく分からないのが、弾いている時に聴いている演奏と録音したものを聴いてみた時のギャップの大きいこと。
 強弱やテンポの変化を付けたつもりでもその何分の一しか付いてない。非常に速く弾いているつもりでも聴いてみるとゆっくりとか・・ (プロの演奏ではゆったり弾いているようでも演奏時間は予想よりずっと短い)
音楽とはなんと奥深く不可解なものだろうか。
 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお付き合いください。

 さて、今日は天気も良く温度も適度に上がってガット弦の音も安定するのでエアコンを切って録音をした。
今年は無伴奏チェロ組曲第3番全曲をバロックリュートで録音する、という第1番に継ぐプロジェクトをスタートした。
プレリュードから順番に録音する予定だったが、弾きやすいアルマンドが最初になってしまった。
学生時代からクラシックギターで弾いていた曲なのでバロックリュートで弾くのは比較的簡単だった。
しかしながら、後期高齢者になってからは難しい曲に思えてきた;;;

https://youtu.be/7BqKNmdjxfY

 実は、7年ほど前に、低音に巻弦を張った同じ楽器での録音をアップしているが聴き比べてみると全く違う音がする。
興味ある方は聴いてみてください。
https://youtu.be/jGy_39BO9h0
 

8月終わりの暑い時に始めたBWV1007プロジェクト、3か月半経った師走にやっと最後の曲の録画を終了した。

 ジーグはたった2分ほどの短い曲だが何しろテンポが速いので難儀をした。十分な速さではないがこれが精一杯。
ゆっくりの曲は一音一音を頭で制御しながら弾いていくことが出来て、TAB譜の色々な記号も見ながら弾く余裕がある。
速い曲は頭の回転が追い付かないので指が勝手に動くようになるまで練習が必要だ。他の方がどうなのか聞いてみたいです。
   https://youtu.be/Wpt9psey5Jc

これで組曲の6曲が揃ったので再生リストを作成してみた。全部で22分位なので短い組曲ですね。
   https://www.youtube.com/playlist?list=PLyp66vUzbGrZxkhbJBgN8geWS6lCnCBhZ
 多分、このリンクで視聴できるはずですが。

新年からはBWV1009プロジェクトをスタートしたいと思っています。
既に6曲中5曲は巻弦やCD弦で録音していますが、古いものは動画でなかったりで新たにガット弦で揃えたいと思います。


 

 BWV1007(無伴奏チェロ組曲第1番)の録音プロジェクト
第5弾は第3曲目のクーラントを録音した。
 これで残りは最終曲のジーグだけになった。暑い夏にプロジェクトを始めたのにもう冬になってしまった。。。
クーラントはテンポの速い舞曲なのでもう少し速く弾きたいのだがこれが限界;;;

https://youtu.be/7n-WsOtvsYY
 

秋田県を久し振りに旅行した。コロナのためもあり5年ぶりくらい。
玉川温泉、乳頭温泉、田沢湖と能代の家内の実家訪問。
 3か月以上前にホテルは予約をしたが、既に人気の乳頭温泉はどこも満員だった。
乳頭温泉は昔、鶴の湯に行ったことがあるが今回は妙の湯、蟹場温泉にどうしても行きたかったので駒ヶ岳温泉で2泊し乳頭温泉へは日帰り入浴した。
全国旅行支援が遡って適用されることになりラッキーだった。宿泊費は1泊一人5千円、クーポンは計26千円も出た。

玉川温泉では、同じ系列の新玉川温泉に宿泊した。玉川温泉よりは新しいのでモダンな印象だ。
写真は近くの新玉川大橋からの紅葉。上のほうに白く見えるのは路線バスも通る雪庇だ。
 新玉川温泉の温泉は木造の浴槽が幾つも並んで配置されている。
強酸性の源泉なので100%湯には入っていないが、弱酸性湯1%以下と歩行湯50%、露天風呂確か35%に入った。
50%だと傷などはピリピリするので酸性度の強さを実感する。


新玉川温泉から玉川温泉までは自然研究路という散策道路を10分足らず歩く。
紅葉も奇麗だが路面の落ち葉も風情がありちょっとしたハイキング気分になれた。


玉川温泉の地獄めぐりは舗装された周遊路を30分ほどで歩く。地獄と紅葉のコントラストが印象的。
写真には写ってないが、周遊路わきの平らな岩盤や土のうえではゴザを敷いて治療している人が多くいた。
外で寝そべるのは大変という人は屋内で同様の岩盤浴が出来るようになっている。


地獄の噴煙動画
https://youtube.com/shorts/afNLtXRKqCE

玉川温泉から1時間余り路線バスに乗って田沢湖に戻り初めて遊覧船に乗った。
湖水の色がコバルトブルーというか日が当たると輝いて非常に奇麗だった。
有名なたつこ像も金色に輝いていたが写真はその近くの神社などの佇まい。


翌日は乳頭温泉に行ったが、線状降水帯が通ったりで1日中雨だった。ということで写真は1枚もない。
妙の湯ば若い女性で溢れるばかりの盛況ぶりだった。小さいながら様々な風呂がありその風情を楽しめた。
雨が降っていても露天風呂から見える川の堰の小さな滝や紅葉した山並みも美しく来てよかったと思わせてくれた。

その次に実家へ行くと秋田犬を飼っている。14歳になるそうだが、渋谷のハチ公は見ても本物を見るのは貴重な経験。
写真では小さく見えるが実際は大きな体で頭は小さめだった。小さい時から飼っていて人懐っこくおとなしい。


久し振りの長旅だったが有意義で楽しい旅になった。
 

 BWV1007(無伴奏チェロ組曲第1番)の録音プロジェクト
第4弾は第1曲目のプレリュードを録音した。
 最初に弾くべきプレリュードが後になってしまった。
セゴビアが弾いたバッハの曲はギター弾きさんにもよく弾かれてる。多くの人が良く知っている曲は弾きにくいものだ。
小節初めの低音をどれくらい強調するかは奏者によって大きく異なっている。
今回は低音重視型のA.Crugnolaの演奏を参考にしてみた。私の好きなリュート奏者だ。

https://youtu.be/70ZLLDghwz4
 

 BWV1007(無伴奏チェロ組曲第1番)の録音プロジェクト
第3弾は第4曲目のサラバンドを録音した。
 昔、この曲をYoutubeにアップしたのは10年位前で低音弦は巻弦、高音弦はナイロン弦、フロロカーボン弦だった。
現在のガット弦主体の音とは全く異なり不自然な響きなので削除した。
また、当時は動画ではなく音だけだったのも今回のやり直しの目的。
 サラバンドは、演奏者が繰り返し部分で装飾音などを駆使して個性を発揮することが多い。
今回も大変気に入っているN.Northの演奏を下敷きにしている。

https://youtu.be/ixzDGWImYNE