第19話 ハーフタイム
神奈川15-18東京
弥生「あのシュートがまぐれじゃないとしたら、相当キツイわね神奈川は」
中村「そーですね。 全国にはいろんな選手がいるもんですね」
ここから数分、東京の時間が続いた。
東京は泉・守屋の2年生コンビを軸に着々と得点を重ねていった。
逆に神奈川は流川・仙道が個人技で得点するも、良くなりかけた流れを藤真・神が3Pを放ち外すといったいまひとつな感じだった。
そのままジリジリと離され2Qが終了した。
神奈川33-43東京
ハーフタイム。
高頭「何ぃをやっとるんだ!! このままじゃ負けるぞ!」
高頭「チームとして全然噛み合ってない!!」
藤真「すいません」
高頭「後半はメンバーを変える。 藤真・福田・流川・仙道・高砂で行く」
牧「作戦は?」
高頭「ラン&ガンだ。 今は完全に東京のスローペースに飲み込まれている。 ハイスコアに持ち込めば勝てる。 ディフェンスよりオフェンスだ。 それと藤真」
藤真「ハイ」
高頭「なるべく3Pは打つな」
藤真「・・・!? どうして? 次は入れますよ」
高頭「いいから打つな」
藤真「・・・・、わかりました」
高頭「いいか、これが神奈川最速のオフェンスチームだ。 流れを変えて来い!!」
一同「ハイ!!」
つづく