紫苑8 | かにぱん☆嵐✱潤✱翔潤 LIFE

かにぱん☆嵐✱潤✱翔潤 LIFE

嵐が好き〜
潤くん推しの翔潤大好き〜
たまに私翔くん推し?
なんてこともありますが翔潤萌えに拍車掛かってます(๑و•̀ω•́)و
そしてワーカホリックだと最近気づく( ̄ω ̄;)

先生と訪れた会社で、若社長さんに会い挨拶した、社長さんは俺のことをずっと見ていたけど何処かで会ったことがあっただろうか?


初めましての筈なのに懐かしい感じの胸が痛い感じの言い様のない気持ちになったけど、覚えていない





俺はあの事故で記憶の一部が欠落してしまったらしい、ニノは無理に思い出すことはないと言ってたけど先生は俺が一人暮らしをしていたのを知って誰かと一緒に生活した方が何かあった時に安心だからと先生が住んでいるマンションの空いている部屋を俺に貸してくれた、家賃はいいと言うのでその代わり料理や掃除洗濯、先生が仕事に専念出来るよう家の中のことは俺がやった

そのうち家の中でずっと過ごすのも良くないと先生は俺を助手として同行させるようになった

助手と言ってもバイタルチェック位だがそれでも

「十分役になってるよ」と先生は言う


先生の仕事に真面目なところ、穏やかで誰にでも優しいところを身近で見ていて、尊敬から恋に変わるまでそんなに時間は掛からなかった


でもお世話になっているし、この胸の内を先生に言ってしまったらこの家を出なくてはならないと思い自分の心の中に閉まっておいた


でもその思いは突然叶うことになる


ある晩先生がソファーでお酒を飲んでいた


「潤くん、一緒にお酒でも呑まないかい?もう事故から大分経っているからもうお酒もそろそろ解禁にしよう」


「えっ?いいんですか?久しぶりだから呑めるかなぁ」


「隣に来て一緒に付き合ってくれるかい」


「はいっ、喜んで」


隣に座り少しだけお酒を注いでもらい舐めるように呑んだ


「美味しい」


「そう、良かった」


「・・・そろそろ恋も再開しないかい?」


「んっ?!恋ですか?」


「そう・・・恋、僕と恋を再開してみないかい?過去にどんな恋をしてきたのか僕は分からないけど、君を泣かしたりはしない、僕じゃおじさんで嫌かな?」


「!!そんなこと、ないです、俺でいいんですか?昔どんなことがあったか覚えていない俺で」


「勿論!潤くんが良いんだ」


「・・・嬉しいです、よろしくお願いします」


先生は優しくキスをしてくれた


俺は先生の恋人として、仕事のパートナーとしていつも一緒に過ごした


だから


思い出せないものはきっと大したことではないかもしれないと無理と思い出すことを辞めた


だからもし、櫻井さんと会ったことがあったとしても大して大きな出来事ではないのだろう


だってもし俺が忘れていても向こうから話しかけてくるだろうから