あのキスから潤は俺の恋人になった
潤と過ごせる大学生活も残すところあと僅か、俺は実家の会社に就職が決まっていたからなるべく潤と過ごした
そして俺の誕生日に潤とひとつになった
「潤っ痛かったら言ってゆっくり進んで行けばいいんだから」
「んっ、、大丈夫、翔くんとひとつになれるんだったら、、んっ幸せ、、だよ」
嬉しくってずっと一緒にいようって誓った
潤は俺の腕の中で涙していた、そんな潤が可愛くってぎゅっと抱きしめて涙の目にキスをひとつ落とした
それから俺は潤のアパートにほとんど入り浸り、一緒にいる時はほとんどベットで過ごした
この時俺は潤にハマり抜け出せなくなっていた、そんな自分も怖かった
このまま潤をここに閉じ込めてしまいそうで怖かった、でも離れられなくて心と身 体がチグハグでどうすることも出来なかった、欲望のまま潤を抱き潰していた
そして春、俺は就職した
仕事は楽しかった、分からないことばかりだが知る喜びも味わえる、残業も多くて帰るのが日付が変わる時間になることもあった
遅い時間は流石に潤の部屋に行くことを躊躇い自分の家に帰ることが多くなってきた
潤は文句も言わず、「頑張ってね」とメールをくれる、俺もなるべく返事を返すようにはしていた
勿論早く帰れる日は真っ直ぐ潤の部屋に行って抱きしめて眠った